ウィンターシーズンも本格的になってくると、ファミリーでスキーに出かける機会も多くなってくる。しかし、子どもとスキーに行く時は準備や片付けに時間を要することも多く、自宅から近ければよりうれしいもの。またスキーを始めたばかりの場合は、緩斜面があるなどコース設定も重要となる。

 今回は北海道の中心札幌駅から、片道1時間以内で行けるファミリーにもおすすめのスキー場を3つ紹介する。どこも簡単にアクセスでき、家族全員が満足できるスキー場ばかりなので、ぜひ参考にしてほしい。

■札幌からも、小樽からもアクセス抜群! 毎日23時までの営業がうれしい「スノークルーズオーンズ」

石狩湾を眼下に滑り込むことができ、昼と夜で違う顔を見せるスノークルーズオーンズ

 最初に紹介するのは、とにかくアクセス抜群、 札幌だけでなく、小樽からも車で約40分。毎日23時まで営業しており、若年層やファミリーを中心に大人気の「スノークルーズオーンズ」だ。

●石狩湾が見渡せるゲレンデと、各種イベントが特徴

 石狩湾が見渡せ、暑寒別連山やナイター時には街明かりも遠望できる。ここでしか楽しめない景色があり、北海道民のホットスポットとなっている。

 アクセスのよさと遅い時間まで毎日営業しているといった特徴から、学校終わりの学生や仕事終わりのサラリーマンを中心にナイターが賑わっている。

 イベントが多いスキー場としても知られており、24時までの延長営業(曜日限定)や、通常6,500円のファミリーパックが5,000円になる「親子デイ」、 アクティブシニアデイやメンズデイやレディースデイなどが展開されている。

 センターハウス至近には初級者エリア「イージー6°」もあり、 幅広い客層に愛される、北海道を代表するゲレンデだ。

 リフト2本のコンパクトなレイアウトで、どのコースを滑っても、必ず山麓のセンターハウス至近に降りてくることができる。万が一、グループからはぐれてしまっても、お互いの現在地などを確認しやすく、家族で訪れても安心だ。

●ゲレ食がおすすめ

 オーンズはゲレ食からも目が離せない。小樽のご当地グルメとして定番の「あんかけ焼きそば(1,400円)」の他、ザンギ2倍盛りの「春香丼(1,600円)」など、ゲレ食とは思えないクオリティーの食事が楽しめるのも人気の理由となっている。

スノークルーズオーンズ
住所 〒047-0265  小樽市春香町357番地
電話 0134-62-2228

ホームページURL:https://onze.jp/

※営業日時はホームページよりご確認ください。

■標高1,000m超の良質パウダースノー! 約6,000mの超ロングな初心者コースだけでなく、ハイランド・オリンピアの2つのゾーンが織りなす満足の15コースが楽しめる【サッポロテイネ】

札幌オリンピック会場としても知られるサッポロテイネ。幅広い客層が楽しめる多種多様なコースと、便利な施設が特徴だ。

 札幌市中心部より車で約40分、抜群のアクセスに加えコース総距離16,430mのビッグスケールが特徴の「サッポロテイネ」。

 上級者から初心者までが満足できる15の多彩なコースがあり、札幌近郊では最大規模のスキー場である。

●選べる2つのエリア

 手稲山の上層に位置する「ハイランドゾーン」では、ビギナーや子ども連れでも安全に山頂から滑ることができるコース「ナチュラル」があり、スキーセンターまでの約4,000mの林間コースが楽しめる。

 手稲山の中腹に位置する「オリンピアゾーン」では、1枚バーンのコース「白樺サンシャイン」が人気。ナイターでも利用できるため、終日初心者やファミリーで賑わっている。

●ソリや雪遊びが楽しめる「スノーランド(SNOW-LAND)」がオープン

 2024-2025シーズン、白樺エリアに新しい「スノーランド(SNOW-LAND)がオープンした。森の中を駆け抜けるスノーチュービングや、ソリ遊びなどが楽しめる新しいプレイスポットになっており、ぜひファミリーで楽しんでほしい。

サッポロテイネ
住所 〒006-0029  札幌市手稲区手稲本町593
電話 011-682-6000(受付時間 8:00~17:00)

ホームページURL:https://sapporo-teine.com/snow/

※営業日時はホームページよりご確認ください。