すっかり寒い日が続くようになり、ミカンの美味しい季節の到来です。徐々に値段も手頃になってきて、毎日のようにミカンを食べている方も多いのではないでしょうか。

寒くなってからがミカンの美味しい季節

 ところで、皆さんはミカンの皮のむき方を意識したことはありますか。思い返してみてほしいのですが、あなたは頭からむいていますか? それともお尻から? ここでは、ミカンの名産地のひとつ、和歌山県・田辺市で筆者が地元民に教わった“皮と一緒に白い筋がスルッととれる”画期的なむき方をお伝えしたいと思います。

 通称「和歌山むき」、ご存知でしょうか。

■皮は頭からむいてる? それともお尻から?

左は頭から、右はお尻からむいたもの。違いは歴然!

 筆者は生まれてこの方、ずーっとミカンをお尻からむき続けてきたのですが、とあるミカン生産者の方の話によると、頭からむいた方が中の白い筋が残りづらいとのこと。

 半信半疑で試してみると、あら不思議。かなりきれいにむけちゃいます。これ、和歌山では常識なんだそうです。