■Go!MEの現状とこれから アウトドア観光地の未来を探る

8月にみなかみ町でスタートしたGo!MEプロジェクト

 さて、8月にスタートした「Go!ME」のゴミ箱。夏休みから秋の紅葉観光にさしかかり、現状とこれからの課題とは何だろうか。

 「Go!ME」の詳しい記事はコチラから

  JTBが事業ドメインとして掲げる交流創造事業により、観光地へと『送客』することだけでなく、その観光地の魅力をさらに高め『誘客』し、地域をサステナブルに守っていくということにも注力していきたいという目的でスタートしたのが「Go!MEプロジェクト」。

 観光で訪れた人が、その地において有料で地域にゴミの処理をお願いすることにより、地域の負担は軽減され、さらに魅力的な観光地へと発展させていく。それが利用者の満足度を高め、さらに多くの人が訪れる。こうした好循環が理想的なサスティナブルの形となるのであろう。

利用者一人ひとりの小さな善意が大きな動きとなっていくことに期待

 現状、アンケートでは高評価を得ているようである。しかし、あくまで利用者の善意で成り立つ事業のため、実際に料金を支払わずに、ゴミを捨てていく様子を目にしたこともあるという。

  このような現状については、JTB、みなかみ町観光協会、みなかみ山岳ガイド協会ともに、認知度の低さが課題であり、もっと知ってもらう必要性があると感じているようだ。

 Go!MEまた、有料のゴミ箱ということに限らず、このような動きがアウトドア、観光におけるスタンダードになっていくことが理想であるという共通認識、課題、目的を持ってさらに活動の幅を広げていくようである。

美しい自然環境はいつまでも残しておきたい

■みなかみ町の特産品が当たる! Instagramハッシュタグキャンペーン開催中 

 現在、みなかみ町では「Go!ME」プロジェクトをさらに広げるために、インスタグラムを利用したキャンペーンを行っている。

 抽選でみなかみ町の特産品、おすすめ商品が当たるので、谷川岳登山、紅葉散策、温泉など、みなかみ町に訪れた際は、Go!MEを利用し、インスタグラムに投稿してみてはいかがだろうか。

 ●Go!ME専用ゴミ箱 設置箇所

・谷川岳ロープウェイ
・たくみの里 豊楽館
・道の駅 みなかみ水紀行館
・道の駅 月夜野矢瀬親水公園
・みなかみ町観光センター前
・サンバード キャンプガーデン
・ノルンみなかみフラワーガーデン
・GARBAcafe
・キャニオンズ
・TOP水上カンパニー

ゴミ捨て1回100円。QRコードを読み込み、キャッシュレス決済で利用方法も簡単

 この先も自然豊かな環境でアウトドアアクティビティを楽しんでいくためには、我々、利用者一人ひとりにできることは小さいかもしれないが、こういった活動には積極的に参加していく意識と行動が大事になってくるはず。謙虚さと感謝の気持ちを忘れず、この先も豊かな自然の中で遊ばせてもらおうではないか。

もっと知りたい! Go!MEプロジェクトはコチラから

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