■霧氷のトンネル歩きと神社にもお参り

2021年の時の赤城山は樹々がエビの尻尾化していた!

 赤城山は青空に映える雪化粧した樹々が爽やかで美しく大変人気がある。「こんな世界もあるのか」と初めて登った時は感動したのを覚えている。今年は暖冬の影響で樹氷まで成長していないが、この日は寒波のおかげで空気中の水分が凍り、霧氷をまとった樹々が見られた。大沼も白く凍り、赤城山一帯の寒さがお分かりいただけるかと思う。気温は低いが、私たちが下山を始める頃には霧氷を見ようと上がってくる登山者がたくさんいて人気度合いが伺えた。

山頂付近にある祠にも参拝。モノトーンの世界

 山頂付近で御黒檜大神の祠にお参りし、下山した後に赤神社にも立ち寄りお参りをする。「女性の願いは必ず叶えてくれる」という神様にここぞとばかりお願いをしてしまっていた。ここに来る時はいつも女性ハイカーと来ているのもこれが理由の一つ。

下山後に赤城神社へもお参りへ。朱塗りの本殿が色鮮やかで印象的

■下山飯は泡鶏白湯ラーメンの名店へ

泡ラーメンのトマト味。全ての味のハーモニーがたまらん!

 さて、朝早くに登山をしたので、下山後はちょうどお昼の時間となり、美味しいものを食べよう!  群馬に来ると食べたくなるお気に入りのラーメン屋さんがあるのだが、「鶏白湯泡ramen たまき」さん。本格“泡系ラーメン”で列を作る人気店だ。平日の昼間は営業していないこともあるので、お店のInstagramで営業時間を確認してから行くほうがいい。

 群馬名物の幅広麺が入っていたり、今まで味わったことのない燻製味玉が大好きなところ。今回は2度目の訪問だったので「トマト味の泡ラーメン」をいただいたがこれも絶品!  旨みが凝縮されている。また食べたくなるラーメン!  雪山で冷えた体もポカポカと温まりました。

大沼は凍っていた。もう少しで全面凍結しそう