数年前に買ってからずっと使い続けているスニーカーは底が擦り切れ、靴としての役割をほぼ果たしきってしまった。そこで、新しいウォーキングシューズがほしいと思い、有名ブランドの商品も見てみたが10,000円を超えるものも珍しくなく、なかなか手が出ない。

 手頃な価格で使いやすい靴はないかと、インターネットで探していると、多くのレビューを集めているワークマン「ハイバウンスウォーク」を見つけ、さっそく店舗を訪れ購入。実際に着用してみたところ、コスパの高さに感動し、ぜひおすすめしたいと思い、今回の使用レポ・機能解説に至った。

 機能性とリーズナブルな価格を兼ね備えた靴を探している人にとって、参考になれば幸いだ。

■安価で、高機能!「ハイバウンスウォーク」とは

購入したのはブラックモデル。通勤に使えるほど、シンプルなデザインだ

 「ハイバウンスウォーク」は公式オンラインストアでは「脚が痛くならない」「コスパ最強」といった声を中心に、200件を超えるレビューがあり、そのうちの80%以上が星4以上と高評価を獲得している。

 価格も2,900円(税込)とリーズナブルでありながら、ワークマンが開発した高反発素材BounceTECH(バウンステック)が使用され、確かな機能性も備えている。さらに、つま先の反り上がりにより、つまずきづらく、理想的な歩行運動が促される点もポイントが高い。

 お手頃なのに、仕事・日常・レジャーを問わず使えて、歩きやすい。このコスパの高さこそが「ハイバウンスウォーク」が多くの人に選ばれる理由なのだろう。

■実際にウォーキングして実証!「ハイバウンスウォーク」のスゴイところ・気になるところ

かかと部分の側面にはブランド名の「Find Out」が刻印されている

 ここでは実際に「ハイバウンスウォーク」で明治神宮の石板や砂利道、原宿駅周辺のアスファルト道を約10㎞歩いて感じたことを紹介する。

 まず靴底にボリュームがあり、丈夫で安定していること。足の下に厚めのゴム板を敷いているかのようで、地面と足裏に隔たりが生まれたような感覚だ。しかし、登山靴のような靴底の重さはまったく感じない。さらに、大部分にクッション性のある素材を使っているからか、アスファルト道に反発して歩行のしにくさを覚えるようなこともなかった。

 歩き始めて感じたのが、体重移動のしやすさ。安定した靴底により一歩一歩、力強くスムーズに足を進められる。おそらく、つま先の反り上がりも歩きやすさに貢献しているのだろう。

 靴底が固めの靴は、靴全体が曲がりにくく、つまずきやすい傾向にある。しかし、「ハイバウンスウォーク」は見た目と評判の通り、つま先の反りがきいているようで引っかかりが少ない。また、蹴り出しもしやすく、ストレスなく前方への体重移動ができるため、快適な使用感だ。

 平地だけでなく、階段の上り下りにも歩きづらさを感じることはなかった。運動不足の筆者がふくらはぎに疲労感を覚えながらも、10kmを歩ききれたのは「ハイバウンスウォーク」のおかげだろう。

 一方でインターネット上では「靴紐が短い」というコメントが散見される。筆者も「不便はしないながらも、靴紐は短め」と感じたが、原因はおそらく、サイズ展開にある。

 店舗で試着したところ、27.0cmでは脚幅に窮屈さを感じ、28.0cmでは足先に余裕がありすぎた。間のサイズ展開がないため、結局27.0㎝を購入し、目いっぱい脚幅を広げたところ、小さめの蝶結びしかつくれないほど靴紐に余裕がなくなってしまった。とはいえ、不便を感じるようであれば、市販の靴紐と交換できるため大きなデメリットにはならないだろう。

靴紐は結べなくなるほどの短さではないため、基本的に心配は不要