■ゲレンデ直結の「ロックウッドホテル&スパ」

ゲレンデから森の向こうに見える茶色の建物がホテル

 山麓の「ロックウッドホテル&スパ」はゲレンデ直結型。ホテル内のスキーロッカールームからそのままスキーイン・スキーアウトできる便利な立地で、ゴンドラ乗り場が隣接しているのでゲレンデトップへのアクセスがとてもスムーズだ。

 客室は全188室を完備。岩木山を見上げる山側と、日本海を見下ろす海側の部屋があり、どちらの景観も魅力的だ。そして、ホテル自慢の温泉は日本海を一望できる露天風呂付き。夜は鯵ヶ沢漁港の沖に無数の漁船が浮かび、イカ釣り用のライトがチカチカと点滅する様子はまるでイルミネーションのようだ。日本海の景色は内風呂の大きな窓からも眺めることができる。

スキーイン・スキーアウトはとっても便利
「ロックウッドホテル&スパ」はスキー場の滞在拠点

 

■ホテルステイもたっぷり満喫

日本海ならではの海の幸! 味は折り紙つき

 「ロックウッドホテル&スパ」の食事はビュッフェ・スタイル。日替わりで多種多様な料理が並び、イカやホタテなど青森名産の食材を使ったメニューも豊富に揃っている。東北の体表的な郷土料理「せんべい汁」をはじめ、醤油ベースの甘辛いタレで仕上げた「牛バラ焼き」、さまざまな根菜と山菜、きのこを細かく刻んで煮込んだ「けの汁」など、地域色豊かな料理も興味をそそり、あれこれ食べてみたくなる。別オーダーのアルコールメニューでさまざまな地酒もチョイスでき、青森の食&酒をたっぷり満喫できる。

さまざまな具がたっぷり入った「けの汁」は古くから津軽地方で食べられてきたごちそうだ
郷土料理から国際色豊かな料理まで味わえるホテルディナー

 

■ホテル内でショッピングや歓談も

アルコールを片手にゆっくり歓談を楽しめる「カフェ・バー岩木」

 夕食後は「一杯飲もう」と、ホテル2階の「カフェ・バー岩木」に繰り出した。日中はカフェ営業しており、滑り終えたら夕食前までここで軽食やドリンクを楽しむ人も多い。夜はバー営業となり、軽いつまみとともに、ビールやワイン、地酒などが飲める。夜が更けるまで歓談しながらアルコールをたしなむのもホテルステイならではの楽しさだ。 

ショップで売られている津軽塗の商品。近年はカジュアルなカラーや模様のものが増えてきたという

 カフェ・バーがあるフロアにはショップもあり、青森名産のりんごを使ったお菓子やジュース、各種地酒、オリジナルTシャツなどさまざまなお土産が手に入る。工芸品も豊富で、津軽塗の商品には箸や椀のほかにグラス類に漆を施したモダンなものまである。幾何学模様の刺し子が特徴の津軽こぎん刺しのバッグや小物など、日常使いできる品物に繊細な手仕事が施されているのもおしゃれだ。

ホテル内の憩いの場「カフェ・バー岩木」

 

■青森は意外と近い!?  飛行機と新幹線のどちらでもアクセス可能

羽田空港から約1時間10分のフライトで青森空港へ

 青森スプリング・スキーリゾートは、本州最北端の青森県に位置することから、首都圏から遠くアクセスが大変な場所だとイメージしているかもしれない。しかし、飛行機で青森空港へアクセスするとグッと行きやすくなる。例えば、羽田空港からなら約1時間10分、大阪の伊丹空港からでも約1時間30分と短いフライトで青森空港に到着できる。

 空港からレンタカーを利用する手もあるが、青森スプリング・スキーリゾートでは「ロックウッドホテル&スパ」宿泊者専用の送迎バス(有料・要予約)を運行している。空港からリゾートまでの所要時間は1時間20分ほど。飛行機の到着時間に合わせてバスを運行しているので、乗り換えもスムーズだ。また、新幹線でアクセスも思ったほど遠くない。ダイヤによっては東京駅~新青森駅の所要時間が3時間を切るものもある。

 「青森って意外と近いかも!?」と思ったら、さっそく「青森スプリング・スキーリゾート」に出かける冬の旅を計画してみよう。青森ならではの「特別な時間」があなたを待っている!

ホテル宿泊者なら飛行機と送迎バスを利用した楽々アクセスが断然便利だ
イメージよりはるかに近い「青森スプリング・スキーリゾート」へのアクセス

 

●【MAP】青森スプリング・スキーリゾート