登山の際に出たゴミは原則として持ち帰り。これは登山者としての常識であり、マナーだ。そのため登山者の多くはゴミ袋、あるいは代替品を携帯している。
今回の記事では、登山者にゴミ袋として採用されることが多いレジ袋だけでなく、その他ゴミ袋として採用できるアイテムを紹介したい。
合わせて、各種ゴミ袋にコーヒーのドリップ後に出るコーヒーかすを入れ、約10km歩行。どのくらいの漏れなのか、使用に耐えられるのか、といった実験を行ったのでぜひご覧いただきたい。
■登山で実際に使用したゴミ袋の密閉性検証実験
実際に筆者が登山でレジ袋の代わりにゴミ袋として使用しているものは、使い捨てのものとして「洗浄したチャック付き食品の空き袋」、再利用するものとして「ジップロック(袋タイプ)」、「100均の防水スタッフバッグ」「mont-bellのガベッジバッグ」の計4つ。
そして、ゴミ袋というよりもゴミ箱だが、スクリューロックタイプのフードコンテナも愛用している。
今回はこれらのゴミ袋の密閉力を検証するため、ドリップした際に出るコーヒーかす(一杯分の約10g)をそれぞれに詰めて、約10kmの歩行実験を行った。
液漏れがあった際にわかりやすいよう、口の部分にはキッチンペーパーを貼り付け、それぞれが影響しないよう個別にビニール袋に入れた。