■SEA TO SUMMITスタイルでついに登頂! 最高の御利益は得られたか?

 フィニッシュの旗が見えると一気に元気が出てきました。SEA TO SUMMITはタイムを競う大会ではないが、スリットを急いでいる自分がいる。何だろう。自分の小ささを考えます。バイクセクションから抜きつ抜かれつしていた菅野町長やチームの皆さんともほぼ同時にフィニッシュでき、一緒に記念撮影をしてもらいました。

決して町長さんには見えないイケメンの菅野町長とフィニッシュでニッコリ記念撮影。西川町のさらなるアウトドア振興に期待しています

 さてさて、お祓いを受けて本殿参拝し、今回のもう一つの目的「卯歳御縁年の特別御朱印」をいただく。さすがにSTS参加者で御朱印帳まで持ってきていた人は見なかったが、参拝者はかなり多く、かなりの時間並んで待ったが、無事順番が巡ってきました。これで出羽三山神社コンプリート。12年に1度しか頂けない特別御朱印がピカピカ輝くのが嬉しいのですが、これで本当に良いのだろうかとも自分の中の何かと対話します。きっと、いいのだろう。

こちらが今回いただいた出羽三山の御朱印。上から、羽黒山、湯殿山、月山特別御朱印

 急がねば閉会式、抽選会に間に合わない。急ぎつつも慎重に下山し、会場入りしました。辰野会長、菅野町長の労いの挨拶の後は、メインイベント抽選会。協賛してくださった自治体、企業からの協賛商品がもらえるとあり、会場は一喜一憂、大盛り上がり。そんな私は、北海道東川町の詰め合わせセットが当たっちゃいました。ありがとうございます!!

SEA TO SUMMIT大雪・旭岳大会の開催地・北海道東川町の特産品詰め合わせセットをGETして大喜びの私。だって食べ物好きなんですもん。大雪・旭岳大会にも行きたいなあ

 初参戦のSEA TO SUMMITを無事に終えることができ思うことは、開催地の地元の方の歓迎ぶりでした。ゼッケンに気づいた地元の人が「頑張れ!」「麦茶飲んでって」と沿道や車内からも皆さん声をかけてくれました。全国からの参加者、そして開催地の地元の方の温かさを感じることができるのがこの大会の魅力と醍醐味なのでしょう。人口4800人で高齢化率は47%の西川町は、今後生産年齢人口の増加ができるか否かのデットラインに近い町。

 「熱意とつながりがあれば何でもできる!」そう語る、若さと勢いと地域愛あふれる菅野町長。町の面積の90%を占める森林や隠れ豪雪地と言われる豊かな自然資源を活用したアウトドアを通じ、人との関わりを大切にした町の未来にワクワクします。

山菜が好きなので、次回は春先にスキーを持ってぜひ再訪したいな