■古代蓮会館の展望タワーから眺める田んぼアート

公園から見る展望タワー。ひときわ目立っています

 広々とした公園を見下ろすように建っているのは展望タワーです。高さは50メートル。タワーからはどんな景色が見られるのでしょうか。

 展望タワーは、古代蓮会館(大人400円・小人200円)の中にあります。入り口には、ハスの茎にホースをつないだ「蓮シャワー」がありました。葉の先の葉脈から、その名の通りシャワー状に水が噴き出していてきれいです。7月中の日曜日には「蓮シャワーつくり体験」のイベントが実施されているようです。ファミリーで挑戦してみてもおもしろそうですね。

ホースの先にハスの葉をつけた「蓮シャワー」が設置されていました
葉先の葉脈から水が噴き出していました。まさに「蓮シャワー」です

 古代蓮会館の中に入ると、ハスに関する展示がありました。ハスに関するクイズやハスの種類など多くのことを学ぶことができます。じっくりと見てみたいものです。

館内には、ハスに関する展示が充実しています

 そして、いよいよお待ちかねの展望タワーです。エレベーターで上がっていくと、目の前には水田が遠くまで広がっています。そして、田んぼアートがドドーンと迫ってきます。行田市の田んぼアートは、2015年に「ギネス世界記録」に認定されたことがあるほどの世界最大級の「田んぼアート」です。毎年デザインは変わるのですが、今年は、映画『翔んで埼玉2(仮題)』の2023年全国公開を記念したデザインだそうです。ハスと同様に見頃を迎えていますので、こちらもぜひご覧いただきたいスポットです。

展望タワーから見る田んぼアート。壮大なスケールに圧倒されます

 夏の暑さを忘れるほどの満開のハスと田んぼアート。これほどのスケール感で花や景色を楽しめる場所はなかなかないと思います。ハスは8月上旬まで、田んぼアートは秋までが旬。週末や夏休みに訪れてみてはいかがでしょうか。