■【画像】那覇マチグヮーで暮らす島猫たちの日常的な風景

この界隈でおそらく最も有名な「嘉数タオル店」のミーちゃん店長。仕事は寝ること
店の看板猫たちは市場の風景に完全に溶け込み、日中は昼寝を決め込んでいる
味噌桶の間に島猫がいたりするのが、那覇マチグヮーの日常的な風景だ

 第一牧志公設市場のはじまりは、戦後間もない頃、自然発生的にできた闇市で、1950年にそれらをたばねた那覇市営の牧志公設市場として開設され、市民・県民の台所として親しまれてきた。1982年には平和通りのアーケードが完成し、第一牧志公設市場を中心としたマチグヮーは県外や外国からの観光客にも人気のエリアとなった。施設の老朽化などに伴う建て替えのため、2019年に仮設市場へ移行。そして、周辺の商店街なども含めた「マチグヮーの商業や文化交流のための中核となる施設」として、約4年の歳月を経て2023年3月に新しい第一牧志公設市場が誕生した。