■日本一小さい神社でおみくじを!
歩いていたら、ちょこんと幅50cmほどの一寸法師神社があらわれる。
ここでお参りすると
一・お商売がうまく行きます
二・健康な身体に思い掛けない力が湧いてきます
三・根気よく、やりとげるちからが湧いてきます
とのこと。そして、おみくじはカバンの中に入れておくとお守りになるそうだ。
さあ、ではいざおみくじをゲットしよう! はりきって100円を指定の場所に入れた途端、いきなり
「よー素通りせんと来てくださったなあ!」というものすごく親しげな声が路地に響き渡った。一寸法師、さすがサービス精神のカタマリと言われる関西人。声掛けまでしてくれるとは!
かなりテンションが上がり、おみくじを開く。そこには「大吉」などの表記はなく、代わりに「おばあさんキャラ」の文字が。
なんと、「近所のことに何でも首を突っ込む“おせっかいで優しい大阪のおばちゃん”ちゃいまっか?」と言い(書き)当てられ、さらには「自分だけしんどいと思ってるやろ」とまで指摘され……。
さらにはさらには、開運アクションとして「通天閣をバックに写真を撮って五人に送れ」と、謎のアドバイスをしてくる。開運する前に、友人に「なんのつもりやねん」とツッコミが入りそうではないか。オーマイガッドならぬ、オーマイ一寸法師!
さすが1寸(3cm)で巨大な鬼を倒したレジェンド。「なんでもやってみてナンボ」という圧を感じる。