■NG行動 その1:日本と同じ感覚で過ごす

海外で他人と二人っきりになるのはリスクがある(撮影場所:パナマ/撮影:ソラ)

 「日本は世界的に治安のいい国」とよくいうが、海外在住歴10年の筆者からすると、これはまぎれもない事実だ。だが残念なことに、海外で日本と同じ感覚で過ごすのはとても危険だ。

 例えば、カタコトの日本語で話しかけてくる人、親切に道案内を試みる人、などの9.5割がぼったくりの営業目的や金銭目的だ(残りの0.5割はとても親切な人だったりする)。彼らは想像以上にしつこいため、面倒に巻き込まれないためにも、「結構です」とかなりキッパリと断るのが肝心。

 また、海外で気をつけてほしいのがタクシーだ。日本と違い、車という密室空間に他人といる以上、必ず危険性がある。「どうしても」という場合は、ホテルのフロントで呼んでもらうか、評価の高いウーバーを使うのがおすすめ。

■NG行動 その2:ひとり旅と思わせる行動

 旅先では現地の方との交流は欠かせないだろう。実際、女性のひとり旅はかなり話しかけられることが多い。その時に必ずといっていいほど「一人?」と聞かれることが多々ある。

 正直、海外で「女性のひとり旅です」と公言するメリットはひとつもない。聞かれた際には「友達/家族/恋人と一緒」と言うことで、「私が突然消えた場合、不振がる人が近くにいる」ということを匂わせよう! 強引に引き留められた際にも「連れが待っているので」といって退散するのがおすすめだ。