■高見山の山頂へ到着!
この美しい景色を眺めるには時間がいくらあっても足りないほどだが、強風のためにずっと外に居るのはいくらか限界があった。山頂には高見神社と展望台、15人ほどが入ることができる小屋があるので、この小屋でしばし休憩をすることに。
持ってきていた化繊のインシュレーションを着るといくらか寒さが和らいだ。そして、サーモボトルのお湯を持ってきていたカップ麺に注ぎ、簡単な昼食をとった。山で食べるものは何でも美味しいが、寒い山の中で食べるカップ麺は別格である。
■展望台にはこんな可愛いものも
展望台から見える景色も素晴らしかったのだが、望遠鏡を覗こうとレンズに顔を近づけてみると、雪が付いたレンズの部分に誰かが描いたニコニコの笑顔があった。寒くて固くなっていた頬の筋肉が、自然とほころんだ。
関西でも随一の霧氷の名所である高見山の魅力を紹介した。下山後には登山者に嬉しい温泉もあり、食事もできる。2月中は霧氷バスも運行しているので、今年の冬が終わる前に一度足を運んでみてはいかがだろうか。
多くの登山者で賑わう高見山だが冬季はれっきとした雪山であるため、寒さ対策をしっかりとしたウェア選びや、正しいギア選び、確実な歩行を意識するなど安全には充分に注意して、霧氷を楽しんでもらいたいと思う。