■このスキー場も侮れない

●札幌国際スキー場

 札幌国際スキー場のすぐ裏手はキロロ。ということは雪の量と質は折り紙付き。最大斜度30度の非圧雪コース、ダウンヒルコースを軸に楽しみ方は広がる。

札幌国際スキー場HP:https://www.sapporo-kokusai.jp/

●カムイスキーリンクス

 カムイスキーリンクスは全体の約4割が非圧雪コース。北斜面にはマッシュやツリーランが楽しめるコースもある。

カムイスキーリンクスHP:https://www.kamui-skilinks.com/

●富良野スキー場

 富良野スキー場は北の峰と富良野の2つのゾーンに分かれるスキー場。内陸部らしいドライなパウダーが味わえる。起伏ある地形もおすすめ。

富良野スキー場HP:https://www.princehotels.co.jp/ski/furano/winter/

 他、札幌周辺なら藻岩山や朝里川温泉、旭川周辺なら幌加内やぴっぷなど、半日あれば堪能できるローカルスキー場にも訪れてみたい。

■北海道のバックカントリー事情

標高2,291mの旭岳。ロープウェイから眺める景色も美しい
晴天時はニセコのスキー場から正面に見える羊蹄山。

  ニセコやキロロはスキー場からバックカントリーエリアへとアクセスでき、機動力を利用した山行ができる。経験者は滑るのに適した山体の羊蹄山や余市岳といったポイントへ足を延ばす。旭川周辺では旭岳がまず候補に挙がる場所だ。ロープウェイで一気に標高を稼ぎ、フィールドへ。ロープウェイに戻るルートは十分に満足できる。

 

【BRAVOSKI '22 vol.2 より再編集】