●筋肉がつる

 この時期の登山で筋肉がつる原因は「疲労と冷え」である。日常生活での運動量が少ない人が筋肉を酷使すると、急な疲れに筋肉が耐えきれず、筋肉をつることになる。同時に、冷えによる血流の低下もそれを助長する原因の一つである。

 即効性がある予防法としては、登山前・登山中の定期的なストレッチ・セルフマッサージ。レッグウォーマーなどを使用した冷え対策だ。まずは、登山において疲労が溜まりやすい筋肉のストレッチを紹介する。

 初めに、登山において疲労が溜まりやすい筋肉である「大腿四頭筋」ストレッチを紹介する。大腿四頭筋は股関節から膝にかけて付いている筋肉。

大腿四頭筋のストレッチ。股関節から膝にかけて、太ももの前が伸びていれば良い

 方法は簡単。立ったまま片方の脚を軽く後ろに曲げ、足の甲を手に置き、太ももの前を伸ばすように手で足の甲を引いていく。

 片方の足に体重を預け、筋肉の力を抜いた状態で行う。股関節から膝にかけて満遍なくマッサージしていく。座れる場所がある場合は、座って行うとより楽にできる。

ふくらはぎを温めるのにオススメのレッグウォーマー(画像https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130358)

 レッグウォーマーは、ふくらはぎ全体が覆えるようなものをオススメする。ふくらはぎなど体の抹消部分を温めることで、全身の血液循環もよくなるので、この時期の登山には、ぜひとも活用して欲しい。