■日本最大級の大きさを誇る「一枚岩」

約1400万年前のカルデラ噴火によって形成された、天然記念物「一枚岩」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 スタート地点にはダイナミックな景観を誇る、国指定の天然記念物「一枚岩」がある。高さ約100m、幅約500mと、一枚の岩盤としては日本最大級の大きさを誇っている

 併設する道の駅「一枚岩 monolith」ではキャンプやテントサウナの受付を行っており、一枚岩を見上げながら目の前の河原で楽しめる。10月下旬にはこの「一枚岩」をスクリーンに、映画を投影するイベント「大地を見上げる映画祭」を開催予定。

● 道の駅 一枚岩 monolith

・住所:和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290-2
・電話:0735-78-0244

・ホームページURL:https://www.monolith-web.com/
※営業日時はホームページよりご確認ください

■定番の写真スポット「明神の潜水橋」

ノスタルジックな雰囲気漂う潜水橋(別名:沈下橋)(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 ノスタルジックな雰囲気漂う、明神地区にある「潜水橋」。スタート地点の一枚岩から約10km下った場所にある。高知県の四万十川では沈下橋と呼ばれ有名だが、和歌山では潜水橋と呼ばれている。

年々数を姿を消しつつある潜水橋。和歌山県南部で残っているのは3ヵ所(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 橋の下を潜る時は流れも速いためスリリング。不安のある方は浅瀬に一度上陸し、カヌーを担いで河原を歩けば安全だ。重くて担げない場合は、流れの弱い、できるだけ浅い場所を歩き、カヌーを引っ張ってもよいだろう。写真は大雨の後に撮影したため、少し増水気味。