■秋は「天然鮎」の季節

突然カヌーに飛び込んできた天然の鮎(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 古座川は天然鮎が有名。カヌーを漕いでいる最中に、鮎が飛び込んでくることも。透明度が高いため、カヌーの真下を通る鮎の群れを見ることもできる。 

 秋は鮎漁も解禁され、釣り人も見かける。遊漁料(日券3,300円)を支払うことで、釣りも可能だ。鮎釣りのシーズンは年末までとなるが、10月が最も釣れる時期となるので、この機会を狙って、鮎釣りにチャレンジしてみるのもよいだろう。

 また、秋の古座川では風物詩「ササ立て漁」の風景も楽しめる。川を横切るように笹を立て、鮎の群を足止めし、網を投げて捕らえる伝統的な漁だ。流れの中央辺りが一部、通り抜けられるようになっているため、カヌーはそこを通るようにしよう。

■1日の疲れを癒す日帰り温泉「月の瀬温泉ぼたん荘」

2022年4月にRVパークがオープンした 「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」(写真提供:南紀月の瀬温泉ぼたん荘)

 カヌー旅後には日帰り温泉「月の瀬温泉ぼたん荘」で疲れを癒そう。疲労回復効果のあるトロトロとした湯は、1日の疲れをしっかりと癒してくれるだろう。

 2022年4月末には隣接する敷地に「RVパーク南紀月の瀬温泉ぼたん荘」がオープン。別途入浴料金を支払えば、RVパーク利用中は温泉が入り放題になるのも嬉しいポイントだ。

 また、焚き火台やBBQコンロのレンタルを行っているため、夜は焚き火を楽しみながら古座川の天然鮎の塩焼きなどを楽しむのもよいだろう。まさにカヌー旅や古座川観光にぴったりの拠点だ。

●南紀月の瀬温泉ぼたん荘

・住所:和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬881-1
・電話:0735-72-0376

・ホームページURL:https://www.botansou.jp/
※営業日時はホームページよりご確認ください

※この記事の情報は2022年10月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。