■羅臼町は、海の幸が豊富

羅臼産のホッケやズワイガニ、ホタテに加え、エゾジカのシチューまで並ぶホテルの夕食

 知床半島の東側に広がる羅臼町は、沿岸部を走る道路沿いに町が広がり、根室海峡に羅臼川がそそぐ河口や羅臼港があるあたりが中心部。周辺には宿泊施設が点在し、露天風呂を備えた温泉完備の宿もある。漁港が近いため、宿泊施設の食卓にはホッケやカニなど地元の海の幸を取り入れた豪勢な品が並ぶ。しかも、新鮮な刺身にはじまり、煮つけや揚げ物などさまざまな調理法による魚介を堪能できる。

■道の駅「知床・らうす」で、新鮮魚介もゲット

3つの建物が連結した「道の駅 知床・らうす」

 沿岸部の国道335号沿いにある「道の駅 知床・らうす」は、羅臼のおいしい魚介をあますことなく揃えた買い物にぴったりの場所。羅臼漁協組合直営店と、町内の水産加工品などが手に入る店舗のほか、案内所で観光や飲食店などの情報を入手できる。また、この道の駅は根室海峡の対岸に国後島を見ることができるビュースポットのひとつだ。土地の味覚や観光を楽しみ、さらに歴史や文化への知識を深めれば、羅臼の滞在がもっと魅力あふれるものになるだろう。