■さらに空いてるルートから登ってみましょう
ロープウェイを使うと簡単に上がれますが、それじゃあ歩き足りないし、せっかく山に行くなら人混みは避けたい。そんな方には、昇仙峡に入り口にある「長潭橋(ながとろばし)」から登り始めるルートがおすすめです。
市営の無料駐車場も完備されている登山口の標高は460mほど。途中、南アルプスを望む展望台や白砂山を経由して、羅漢寺山までは4時間ほどの道のりです。登山装備は必須ですが、ルートは歩きやすく、人の少ない静かな山登りが楽しめます。
■帰りにロープウェイを使うのもあり
ロープウェイは登りに使うイメージがありますが、このルートを取る場合は下山にロープウェイを使うのがおすすめです。得手して、登山中の怪我は疲れが溜まってくる下山時に起きがち。来た道を引き返すのも選択肢ですが、下山にロープウェイを使うのも賢い計画ではないでしょうか。
写真は4月後半頃のもので、山上では新緑が芽吹き始め、山桜やツツジが美しく咲き乱れ、足元にはヒトリシズカやカタクリの花も見られました。連休から5月の前半なら、まだまだ同様の景色が楽しめるはずです。