夏の暑さにも、冬の寒さにも耐えられるキャンパーでも、唯一耐えられないものがある。それは花粉だ。
日本アレルギー協会会長が行った疫学調査では、全国平均で15.6%、南関東地域に限ると23.6%が花粉症だと言われている。
キャンプにちょうどいい季節だと思って出かけたら、鼻水とくしゃみ、目のかゆみの嵐だった、そんなキャンパーが5人に1人はいるということだ。
2022年は例年通りの花粉の多さと言われている。つまり、例年花粉で苦しんでいる人は今年も苦しむということ。しかし、それでもキャンプに行きたいと思うのが、キャンパーの性。実は花粉が飛んでいる時期でも、花粉症対策をすれば十分キャンプを楽しめるのだ。この記事ではキャンプで行える花粉症対策について解説する。
■キャンプで行える花粉症対策
通常の薬や点鼻薬、目薬に加え、キャンプで行える花粉症対策は、大きく分けて3つある。
1.時間の対策、2.場所の対策、3.素材の対策で、それぞれについて詳しく解説する。