ソロキャンプのブームは、いまだ続いており、少し暖かくなる春先からキャンプを趣味にしようと考えている方も多いのではないだろうか?

 キャンプを始めるにあたって、テントは重要アイテム。扱いやすいテントを選ぶことで、キャンプの敷居がぐっと下がる。

 今回は春からキャンプを始める方のテント選びの参考にしていただきたい。

■設営のしやすさ

丸い形で設営しやすいドーム型テント

 設営のしやすさを左右する一つに「ポールの組み方」が挙げられる。これがシンプルであるほど設営がしやすい。シンプルなポールの組み方のテントとして「ドーム型」が挙げられる。

強度の高いうお座型フレーム

 ドーム型テントは名前の通り、半球型のドームのような形のテントである。特徴としてポールの本数が比較的少ないため、設営がしやすいところが挙げられる。メインのポールをクロスして設営するタイプや、上から見ると星座のうお座型のような組み方をしているものなど、さまざまな形がある。また、ポールの本数、ポールの交点が増えると風に対する耐久性も上がる。

 ポールをクロスにするタイプは、頂点でメインのポールを2本クロスさせるシンプルな構造なので設営しやすい。ポールをうお座型のようにするタイプは、クロスの形よりもポールの交点が増えるため同じポールの本数でも風に強いという特徴がある。クロスも、うお座型もメインポールの長さが同じ場合が多いため、テントとポールの接続部分を見極める必要がなく、初心者の方でも迷わず設営しやすい。

 ほかにもさまざまなフレームの構造があるが、初めてテントを選ぶ人はこの2種類がおすすめだ。