■さらに覚えておきたい！ マナーと常識
●雪を積んだまま車を走らせるのは危険！ 車上の雪をきれいに落としてから運転しよう
スキー場などで滑って半日駐車していただけでも、車に大量の雪が積もっていることもある。宿に泊まって数日経てば、かなりの量になっていることも……。大量の降雪があったら、こまめに除雪しておくのが無難だ。出発前には除雪するわけだが、窓やボンネットだけ綺麗にしてルーフの雪をそのままにしてないだろうか？ 面倒だが、雪下ろしはなるべく完璧にしてから帰路につきたい。
最初は固着していた雪でも、エンジンをかけてしばらくすると車内が温まり、カーブの手前や信号で止まるときなど、ブレーキをかけて減速した瞬間にフロントガラスにどさりと落ちてくる。それこそワイパーが壊れるかもしれないし、何よりも視界を失うので非常に危険だ。
運よく一般道では大丈夫でも、高速道路に乗りスピードが上がった途端に雪煙を撒き散らし、後続車の視界を奪う。危険運転と言ってもいいだろう。
●車両下部の雪（氷）は定期的にチェック！
車のボディの下部、バンパー周りに固着している雪や氷も取っておこう。走行中にどんどん育ち、車を傷めるようなトラブルを引き起こしたり、落下した氷の塊が路上の障害物になる。
とくにタイヤハウス（ホイールハウス）は付着しやすいので入念にチェックしよう。ひどくなるとハンドルが切れなくなったりすることもあり危険だ。
こちらは、スタート前にチェックして落としておくことも大事だが、途中で何度かチェックして様子を見たほうがいい。
細かな気遣い、ひと手間を惜しまないことが自分や他人の安全につながるはずだ。
