■野尻湖と妙高山の共演! 広がるパノラマ
眼前には青空を映すような水色の「野尻湖」。まるで鳥の目線で見ているようで、空を飛んでいるみたい。野尻湖はナウマンゾウの化石が発掘されたことでも有名だ。奥には「飯縄山」と「黒姫山」も見える。
右手に目をやると新潟側の名峰で、百名山にも選出されている「妙高山(標高2,454m)」が、壁のようにそそり立つ。ここからだと見た目も均整がとれていてバランスがいい。
以前は「知る人ぞ知る」絶景スポットだったが、コースも整備されて、ここ数年でずいぶん有名になったようだ。尾根上のスペースは10人ほどの人で賑わっていた。景色を眺めたり、写真を撮ったり、思い思いに絶景を楽しんでいる。しばらく待っていると貸し切り状態になるときもあった。
※両側は急な斜面なので、物を落とさないように注意したい。とくにスノーボードは流さないようにしっかりと管理して。
広がるパノラマを独り占めするように堪能したら、滑走を再開。景色もそうだが、ゲレンデも早い時間が滑っていて気持ちいい。
実はスキー場は、美しい景色を手軽に楽しめるスポットがあるところも多い。ただ滑るだけでなく、絶景を目的にしてみると、新たな楽しみが広がるのでは!