■ぬる湯が多いから、夏の山帰りにちょうどいい
普段は、外気浴の後に露天風呂に吸い込まれるのが私の定番ルーティンですが、おぶ~にはぬるめの「水素風呂」があります。水素には、体のサビを取り除く働きがあると言われているそう。しゅわしゅわと細かい気泡が常に注入され、湯船の中は水素で満たされていました。この水素風呂から続けて、「微睡の湯(まどろみの湯)」に入るのもおすすめ。お湯の中に背もたれがあって、ここでもぼーっとリラックスできます。
夏にはぬる湯の「水素風呂」、冬にはあつ湯の「酸素風呂」があるので、一年中気温に合わせた湯船を選べるのも嬉しいポイントです。
■お風呂上がりは地元素材のジェラート「ソダテル」で〆
館内には、手作りジェラート専門店「OBU GELATO ソダテル」が併設されています。
松田乳業の低温殺菌牛乳や富成伍郎商店の豆腐など、地元の素材を使い、毎日9種類のフレーバーが登場。筆者は人気No.1の搾りたて牛乳と宇治抹茶をセレクトしました。牛乳のさわやかな甘みと抹茶が抜群でした!(シングル420円~、ダブル470円~)。
お食事処「ナチュラルダイニング ZEN」にも地産地消メニューが豊富で、サウナ後のご飯もしっかり楽しめます。
施設の広報の方によると、ここ数年はハード面のリニューアルを重ねてきましたが、今後はアウフグースイベントなどソフト面の強化にも力を入れるそうです。男女一緒に楽しめる岩盤浴での開催も試行しているそうで、これからますます目が離せません。
■山の余韻を、ここで味わいつくす
「おぶ~」という名前は、「お湯」または「風呂」を意味する言葉。23年前の開店当時、「あわただしい日常の中で、心の安らぎを感じられる憩いの場でありたい」という願いを込めて名付けられたそうです。
私はこれまで何度も訪れていますが、そのたびになにかしら施設がアップデートされています。「ゆっくり過ごしてほしい」という想いが、設備の隅々にまで息づいているように感じます。電気風呂にアツアツのサウナ、伏流水の水風呂で山歩きの疲れをほぐし、外気浴とぬる湯で心まで緩めてくれる。温泉じゃなくても、こんなに満たされる場所があるんです。
筆者が訪れた7月の上旬は、とてもいい風が吹いていました。露天エリアで寝転がりながら、上高地の景色を思い出してみてはいかがでしょうか。山帰りの〆に、ぜひ立ち寄ってみてください。
<温泉DATA>
「林檎の湯屋 おぶ〜」
長野県松本市石芝3-9-44
0263-24-2602
入浴時間:9:00〜23:00(最終入館22:30)
日帰り入浴料:平日 900円/土日祝 1,000円/繁忙期 1,100円(大人)、平日・土日祝・繁忙期 300円(子供)
レンタルタオル(バスタオル・フェイスタオルセット):400円
*2026年8月8日(土)〜16日(日)は繁忙期料金
*料金や入浴時間は初出時のデータです。変動することがあります。