一年を通して人気を集める「高尾山」。緑色が一層濃くなる6月は、心地の良い森歩きが楽しめる登山シーズンです。
そんな高尾山の帰りに立ち寄りたいのが、東京都町田市の温浴施設「ロテン・ガーデン」。JR/京王線の橋本駅から送迎バスで約10分と、登山後の汗を流すのにちょうどいい立地です。
お湯は、お肌がツルツルになると評判の「炭酸水素塩泉」。加えて、2種類のサウナ、地下水かけ流しの水風呂、開放感抜群の外気浴スペースまで揃った“東京都内とは思えない”ほど贅沢な湯処なんです。
■都内屈指の“濃い”黒湯
最大の魅力は、地下1,381mから汲み上げた、加水なしの「炭酸水素塩泉」です。
古い角質や皮脂をクレンジングのように洗い流しつつ、同時に保湿成分がお肌をコーティングすることから“美肌の湯”と呼ばれており、入浴した瞬間にツルツル触感を楽しめます。肩コリや腰痛、神経痛の他、慢性消化器病や痔症、冷え症にも効果が期待できるそう。
お湯は、いわゆる、“黒湯系”の透明な琥珀色で、雨水が何百年もかけて地下深層を巡り、太古の植物成分が溶け込んでいる証しなのです。
■パウダールームも完備された清潔な脱衣場
フロントと大浴場はともに本館にあります。浴室は和風の「左楽」と洋風の「右楽」の2種類。男女日替わり制で、それぞれサウナや浴槽の構成が異なります。
フロント横には町田市の名産品や健康関連グッズを売っているショップがあり、別棟の新館にはレストランはもちろん、リクライニングチェアの休憩スペース、カラオケルームやゲームコーナーに、ネットカフェのように過ごせる「まんがマルチルーム」まで揃っています。
ロッカーは大小さまざまなサイズがあり、ドライヤーの台数もしっかり確保され快適です。
■浴室に入った瞬間、目を奪われる琥珀色の大浴槽
浴室に入ると、縦半分が洗い場、もう半分が大きな内湯というレイアウト。洗い場の数も十分で、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが完備されています。
和風の左楽には、段々畑のように高低差のある渓流風呂や打たせ湯があり、洋風の右楽には、寝湯、ジェットバス、季節限定湯になる薫りの湯など、それぞれ異なるラインナップが楽しめます。
■20分おきにオートロウリュが発動する左楽のサウナ
サウナにも違いがあります。
左楽にはオートロウリュが発動するロッキーサウナと塩サウナ。右楽には、しっかり熱さが感じられる遠赤外線のベーシックサウナと、じんわり体が温まるラジウムサウナがあります。
筆者は湿度をしっかりと感じられる方が好みなので、割とがっつりサウナストーンに水がかかる左楽のサウナが大好きですが、右楽ファンもかなり多いようです。温泉ですでに体が温まっている状態なので、サウナで仕上げを行うイメージでしょうか。
水風呂は、地下からくみ上げた新鮮な井戸水をかけ流ししています。都心の温浴施設では地下水を使った水風呂は貴重なので、この水質の水風呂に浸かれるのは、とても贅沢に感じます。
季節によって水温は変化しますが、だいたい15~17℃程度。ハイキングで疲労した足腰のクールダウンにちょうどいい温度です。まろやかな水質のため、水風呂が苦手な方でも比較的入りやすいと感じる人が多いそうです。
黒湯の温泉との温冷交代浴を楽しむファンも多く、サウナが苦手な方にもおすすめです。