瑞々しい新緑が美しい季節がやってきましたね。最近はあっという間に夏がやってくるので、まだ涼しいうちに行ってみたかった山へ出かけるのはいかがでしょう。
群馬県の名峰のひとつ「榛名山(標高1,449m)」へのハイキングも、今がベストシーズンです。下山後には、まるで宇宙船のような外観の温浴施設「花湯スカイテルメリゾート」がおすすめ。初めて見たときは、思わず「え、ここが温泉施設?」と声が出てしまいました。
しかし、見た目の奇抜さだけでなく、じつは生源泉かけ流しの露天風呂に国産檜のサウナ、天然水の水風呂と大充実の施設なのです。その実態を覗いてきました。
■空気にも触れていない“生”の源泉をかけ流す露天風呂
「花湯スカイテルメリゾート」では、地下1,400mから毎分294Lも湧き出す源泉を全浴槽に贅沢に使用しており、その量はなんと1日最大262t。
外から見えたあの宇宙船のようにせり出した先端部分がちょうど露天風呂になっていて、露天風呂には空気にも触れていない源泉がそのまま浴槽に流れ込むため、“生”の温泉を味わうことができるのです。
■開放的なロビー空間
館内に入ると、開放的なロビーが広がります。ショップにはぐんまちゃんグッズのほか、収穫量日本一を誇る群馬県産のほうれん草も売られていました。
ロビー奥には待ち合わせに便利な椅子とテレビがあります。1階の左奥にはレストランがあるので、湯上がりの食事も館内で完結できます。
下足ロッカーと脱衣場ロッカーにはそれぞれ100円硬貨が必要(返却式)になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
なお、週末の夕方は比較的混雑している印象ですが、土曜の20時頃は空いていました。浴槽自体は広いので困ることはありませんが、混雑している場合は洗い場に少し並ぶかも知れません。
■浴室に入った瞬間に広がる温泉の香り
浴室の扉を開けると、もうもうと湯気が立ち込め、温泉特有のいい香りに癒されます。「ああ、温泉に来た」と実感できる、昆布のような、ほのかな塩気を感じる匂いを肺の奥まで吸い込みます。
洗い場にはシャンプー、リンス、ボディソープが揃います。筆者の訪問時はKracieのボタニストでした。
温泉の見た目は無色透明で、割とさらっとしていますが、肌当たりは柔らかく芯からしっかり温まるお湯です。泉質はナトリウム・カルシウム成分が豊富な塩化物泉で保湿効果が高く、弱アルカリ性のお湯は「美肌の湯」と呼ばれています。
女性の内湯は3種類あって、大きな主浴槽は約40℃くらいでゆったり浸かれます。そのほかに約42℃のあつ湯と少しぬるめの寝湯があります。男湯にのみ、もうひとつ檜風呂があるようです。