9月に入り、2,000m前後の山に登りやすい涼しい日も増えてきました。
紅葉を目前に控えたこの時期、首都圏からアクセスしやすく、週末の日帰りでも登りごたえがある山としておすすめしたいのが、群馬県北部にある武尊山(ほたかやま)です。
登りはそれなりに苦労するかもしれませんが、山頂からの景色はまさに絶景。上州らしい景色の中、気持ちのいい稜線歩きも楽しめる山です。
◼️夏、冬が人気だが秋もおすすめ
標高2,158mの武尊山は、別名・上州武尊としても知られる日本百名山のひとつです。初夏には花の山として、また冬は川場スキー場のリフトを利用して比較的手軽に歩ける雪山として人気を集めていますが、紅葉を迎える前のこの時期は、比較的静かな山登りが楽しめます。
今回紹介するコースは、北麓の武尊神社を起点に、最高峰である沖武尊と展望に恵まれた剣ヶ峰山をめぐる周回ルートです。コースタイムは約7時間半、累計高低差は1,300mほど。道中には急登や鎖場、渡渉もあり、中上級者向けのコースといえるでしょう。
◼️豊かなブナ林の中を登っていく
スタート地点となる武尊神社の駐車場の標高は、約1,115m。ここから、標高1,304mの分岐までは、オフロード林道歩きが続きます。
分岐から本格的な登山がスタートします。豊かなブナ林の中を縫うように進み、1時間ほどで尾根上まで一気に標高を上げていきます。
尾根に乗っかると、そこからは1時間半ほどかけて、じわじわと山頂を目指します。途中、鎖場が出てくる箇所もあるので、慎重に進みましょう。