■日帰りでも「はとまちベース Cafe & Shop」

日帰り登山者・ハイカーも利用できる「はとまちベース Cafe & Shop」

 ホテルと向かい合うように建つ「はとまちベース Cafe & Shop」は、日帰り登山者やハイカーも自由に立ち寄れる開放的な施設。オリジナルデザインのTシャツやボトル、タオルといった限定グッズがそろい、登山・ハイキング用具も充実しているので、足りないものをその場で買い足せる安心感がある。

売店コーナーには尾瀬のおみやげや、LUCYオジリナルグッズがそろっている
人気作家のイラストが描かれたドリンクボトルなど、欲しくなるLUCYオジリナルグッズがたくさんある

 カフェの一押しは、自家製の十割蕎麦と昆布や鰹、干ししいたけの三段汁の「湯葉きのこあんかけ蕎麦」。名物の「花豆ソフトクリーム」は、下山後のごほうびとして、そしてバスの待ち時間のおやつにぴったりだ。建物の横には尾瀬戸倉行きの乗合バスチケット券売機があり、帰りのアクセスも含めて利便性のある施設だ。

打ち立ての十割蕎麦に、2種の湯葉やきのこが入った「湯葉きのこあんかけ蕎麦」。半熟たまごや牛煮込みのトッピングもある
尾瀬ハイクの帰りにぴったり。器もおしゃれで満足感がある
和風テイストの甘さが感じられる花豆ソフトクリーム
尾瀬ハイクの前後に立ち寄りたい「はとまちベース Cafe & Shop」

■さまざまな花が咲き誇る夏の尾瀬

尾瀬のビュースポットといえば中田代から見る残雪の至仏山(写真提供:片品村観光協会)

 鳩待峠から新緑の森を1時間ほど下った場所に位置する「山ノ鼻」は、本州最大の山地湿原「尾瀬ヶ原」の西側の玄関口。ここから一歩を踏み出せば、整備された木道の先に遮るもののない広大な大湿原が広がっている。

 大小さまざまな池塘(ちとう)が点在し、目の前には尾瀬のシンボル、日本百名山に数えられる至仏山がそびえたつ。行く手のはるか彼方には、尾瀬のもうひとつのシンボルとなる燧ヶ岳の姿が見え、2つの名峰に抱かれた壮大なスケール感を体感できる。

尾瀬に関する情報を発信している「尾瀬山の鼻ビジターセンター」

 また、尾瀬ハイクの途中にぜひ立ち寄りたいのが「尾瀬山の鼻ビジターセンター」。館内に展示されている模型や写真を通して尾瀬の歴史をはじめ、植物・生き物についても学ぶことができ、花の名前や花の開花状況などの情報も入手できる。周囲には山小屋が点在し、休憩&ランチスポットにも困らない。

雪解けとともに咲きはじめるミズバショウは尾瀬の代表的な花(写真提供:片品村観光協会)
最盛期には木道をとりかこむようにニッコウキスゲが群生する(写真提供:片品村観光協会)
キンコウカの群生が咲く盛夏の時期は湿原を黄金色に染まる

 尾瀬ヶ原は、訪れる時期によって多種多様な表情を見せてくれるのが魅力。雪解け直後の5月下旬から6月上旬には、湿原のあちこちで可憐なミズバショウの群生が咲き誇り、尾瀬の春の訪れを告げている。初夏を迎える6月下旬頃からは、ふわふわの白い綿毛をつけたワタスゲが風に揺れ、7月中旬になるとニッコウキスゲが鮮やかな黄色の絨毯のように一面を彩っている。さらに盛夏から晩夏にかけては、小さな星型の黄金色の花をつけるキンコウカが咲きはじめるなど、季節をつなぐように次々と花のリレーを見ることができる。

最新の尾瀬情報はこちらで確認