2025年も残りわずか、来年2月には“ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック”が開催されますね。冬季オリンピックといえば、1998年には長野県もその舞台となったこと覚えている人もいるでしょう。白馬村もその開催地のひとつです。
日本ジャンプチームが金メダルに輝いた「白馬ジャンプ競技場」は、村内のランドマーク的存在です。競技に使われる以外にも一般客もリフトと展望エレベータでスタート地点に登ることができ、観光名所としても活躍している施設となっています。その特別な場所に夜景を眺めながら食事とお酒が楽しめるガストロバーがオープンしました。
■長野オリンピックの舞台、白馬ジャンプ競技場の展望フロアにガストロバー『Sky Lounge @ Hakuba Jump』がオープン
日本を代表するスキーリゾートを数多く有する長野県、白馬エリア。近年は「Hakuba Valley」として国内だけでなく海外からも注目されているリゾート地です。
「白馬八方尾根スキー場」の横にある白馬のジャンプ競技場は、離れた場所からも目立つランドマーク的存在です。その4階の展望フロアという特別な場所が、今回『Sky Lounge @ Hakuba Jump』というガストロバーとして生まれ変わりました。夕方から夜に訪れることで、今までにない素敵な時間を過ごすことができます。
シャトルバスで向かう道中、ライトアップされたジャンプ競技場に近づくにつれ気分が高揚してきます。展望フロアは4階にあるのですが、エレベーターの表示が4階なだけで、実際の高さは全然違います! 表示階以外にも謎の?部分がいくつもあるので、通常の住居の高さにすると10階以上はあるのではないでしょうか。下から仰ぎ見るだけで首が痛くなりそうな高さのタワーです。上昇するエレベーターの窓から見る景色はどんどんと高度感を増していきます。そもそも専用リフトの終点、山の斜面の途中に建っていますので、その眺めは圧巻です!
■白馬・信州の恵みを味わう、地産ガストロノミー
全7品の料理とドリンクが3杯セットになっており、それぞれ追加オーダー可能(有料)。白馬産信州サーモンや信州牛、はくば豚、雪中キャベツなど地元の食材を多く使用。発酵野菜の手毬寿司や手作りおやきなど、伝統的な料理も味わえます。せっかく白馬に来たなら、土地柄を感じる郷土色あふれる料理を味わいたいですね。
料理を担当するのは、白馬生まれ白馬育ちの平瀬真登(ひらせまさと)さん。村内で、夏は「かっぱ亭」、冬は「ゆきの亭」という地産地消の飲食店も経営しています。実はジャンプやコンバイドの選手として活躍の後、現在もスキーメーカーでスキーテストをしたりしているプロスキーヤーです。このジャンプ台も小学生の頃には飛んでいたので、人一倍この場所に思い入れがあるようです。