「キャンプサイトから迫力ある富士山を眺めたい!」

 そんな願望を叶えたいなら、富士山の西麓はいかがだろう。広大で緑豊かな「朝霧高原」が広がる西麓エリアには、富士山を近くから望めるキャンプ場が多くある。今回は、その中でもおすすめのキャンプ場3か所を紹介。この記事を読めば、朝日や夕日に染まる富士山を見ながら高原キャンプを楽しめる、そんな計画を立てるヒントになるだろう。

■マンガ・TVアニメ・ドラマでも話題!  静岡県富士宮市「ふもとっぱらキャンプ場」

まもなく冠雪を迎える富士山を見ながらキャンプができる(画像提供:ふもとっぱらキャンプ場)

 TVアニメやドラマにもなった人気マンガ『ゆるキャン△』に登場したことでも話題となり、全国のキャンパーから人気を集めるのが「ふもとっぱらキャンプ場」である。

 東名高速道路・富士ICから国道139号線(一部、自動車専用道路)を経由し約40分。広大なフリーサイトから富士山を一望できるロケーションは唯一無二で、開放感と迫力ある景観を同時に楽しめる。トイレや炊事場などの設備も整っているため、初めて利用する方でも安心。夏場のハイシーズンには、平日週末問わずにキャンプを楽しむ方でひしめいているが、気温が下がる秋から冬にかけて客足も落ち着いてくるだろう。防寒対策を十分に整えれば、朝霧高原特有の澄んだ空気の中で、爽快感に満たされたキャンプ時間を満喫できる。

ふもとっぱらキャンプ場
住所 〒418-0109  静岡県富士宮市麓156番地
電話 0544-52-2112

ホームページURL:https://fumotoppara.net/

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】ふもとっぱらキャンプ場

■巨大公園が全域フリーサイト!?  静岡県富士宮市「もちやキャンプ場」

目をひく「木馬のアスレチック」越しの富士山も味わい深い

 家族で富士山を眺めながらキャンプを楽しみたいなら「もちやキャンプ場」がおすすめ。東名高速道路・富士ICから富士山に向かって国道139号線(一部、自動車専用道路)を約30分走行。飲食店や売店などが複合する施設「ドライブインもちや」に併設しているキャンプ場だ。約25,000坪の広大な公園の敷地全体がキャンプサイトとして開放されており、設営場所を自由に選べるのが大きな特徴。安全上支障がない場所であれば、林間や芝生など、自身でフィールドを設定できる。園内のいたる所から富士山が望めるため、お気に入りの場所を探す時間も楽しめるだろう。

 子どもたちが目いっぱい身体を動かせるアスレチックや遊具、ワンちゃんが思う存分走れるドッグランも設置されている。家族みんなが満足できるキャンプ場だ。

朝霧高原もちやキャンプ場
住所 〒418-0108  静岡県富士宮市猪之頭1114-1
電話 0544-52-0202

ホームページURL:http://www.mochiya.co.jp/camp.html

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】朝霧高原もちやキャンプ場

■富士山を見ながら湖畔でキャンプ!  静岡県富士宮市「田貫湖キャンプ場」

タープを張って、富士山を惚れ惚れと眺めているキャンプ客も多い

 富士山周辺の湖は北麓に点在する「富士五湖」だけではない。東名高速道路・富士ICから国道139号線(一部、自動車専用道路)を北上すること約35分。かつて周囲の産業を支えた田貫湖(たぬきこ)は、現在富士山西麓の有名な観光スポットとなっている。

 田貫湖湖畔の「田貫湖キャンプ場」は、湖面に映る逆さ富士を望めることもあり、写真好きにも人気が高い。アクティビティも充実しており、ボートや自転車の貸し出しのほか、魚釣りも堪能でき、一日中自然を満喫できる。周囲にはウォーキングコースが整備され、湖と富士山を眺めながら歩いているだけでも、心に残る体験となるだろう。水の音を聞きながら富士山を望む時間は、都会では得られない非日常のひとときとなる。

田貫湖キャンプ場
住所 〒418-0107  静岡県富士宮市佐折634-1(テントサイト管理事務所「瓔珞(ようらく)の家」)
電話 0544-52-0155(通年:8時~17時/  ※冬季:8時~16時)
   090-4234-8039(平日:9時~17時)

ホームページURL:https://tanukiko.com/

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】田貫湖キャンプ場(瓔珞の家)

■富士山西麓であなたはどこのキャンプ場で時間を過ごす?

 富士山西麓は、高原ならではの牧歌的な環境の中で、富士山を望めるエリア。厳しい寒さが訪れる前の今こそ、富士山西麓でのキャンプを計画するチャンスである。防寒対策を万全にして快適な時間を過ごせるように十分な準備をしていこう。友人や同僚に思い出話をしたくなるような、魅力的な体験が待っている。

 

※この記事の情報は2025年10月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。