夏休みもそろそろ終盤。「まだ、どこにも出かけていない!」という人もいることでしょう。でも、大丈夫。いまからでも予約できる宿は意外とたくさんあります。お盆休みのピークを過ぎて、価格が安くなるこれからが、じつは狙い目なんです。
今回、おすすめするのは、高原のグランピング施設とリゾートホテル9選。どちらも異なる魅力があり、チョイスに迷いますよね。その魅力と遊び方をお伝えしますので、自分にぴったりの宿選びの参考にしてください。
■アウトドアの開放感とホテル並みの快適さが魅力の「グランピング」

アウトドアの気分を満喫したいけれど、キャンプはちょっと不安……。そんな人におすすめなのがグランピング。キャンプの場合、テントや寝袋、食材を持参し、設営や食事の支度を自分たちで行うのが一般的で、キャンプ初心者には少々ハードルが高いのも事実です。
その点、グランピングならテントの設営は不要。テント内にベッドがあるのはもちろん、エアコン完備に、アメニティもホテル並みのところがほとんどです。さらに、豪華なディナーに、敷地内で楽しめるアクティビティが充実し、温泉施設を備えるところも少なくありません。
つまり、手ぶらでアウトドアの開放感を味わえるというわけ。設備やサービスは施設によって異なるので、事前に確認してみましょう。

一方、豊かな自然に囲まれた人気観光地に隣接し、広々した客室とともに、レストランやプールなどの施設が充実しているのがリゾートホテル。温泉、スパ、お酒を飲めるバーを併設するところもあり、ホテル内で過ごすだけでも十分楽しめます。
食事も、好きな料理を好きなだけ食べられるバイキングなら、子どもから大人まで、親子三世代でも大満足。本格フレンチや和食など、お好みで選べるホテルもあります。
今回、ご紹介するグランピング施設とリゾートホテルをじっくり見比べて、残り少ない夏休みを満喫するプランを立ててみてはいかがですか。
■[1] 舞子グランピング|都心から約2時間で高原グランピング&アクティビティを満喫!

グランピングとリゾートホテルのいいとこどりで、新潟県随一の人気を誇るのが「舞子グランピング」(新潟県 南魚沼市)。関越道 塩沢石打ICから約2分、JR上越新幹線 越後湯沢駅から無料シャトルバス(要予約)の送迎もあり、アクセスのよさは申し分ありません。
客室はベルテントとドームテントの2タイプ。冷房付きで、ベッドとソファ、ティーセットに加え、タオルやバスアメニティもあるから、ほぼ手ぶらでOK!
夕食は、スタッフがテラスデッキにセッティングしてくれるアウトドアディナーを。冬はスキー場になるゲレンデでは、ディスクゴルフやグラウンド・ゴルフで遊べます。隣接する「舞子高原ホテル」の温泉と、朝食ブッフェを利用できることも魅力です。
【舞子グランピング】
■住所:新潟県南魚沼市舞子2056-108
■電話:025-783-3511
■営業期間:~2025年10月14日
■料金:[1泊2食]大人15,000円~/小学生10,500円~/3歳~未就学児7,500円~ ※2歳以下無料
■[2] むいか温泉ホテル|屋外プールで遊んで、温泉でリラックス!

日本中に数多くある温泉地のなかでも、国が優れた効能を認めた「国民保養温泉地」の六日町温泉にあるのが「むいか温泉ホテル」(新潟県 南魚沼市)。車なら関越道 六日町ICから約5分、JR上越線 六日町駅からは無料の送迎バスがあります。
夏休みのファミリーに大人気なのが「屋外プール&特設ウォータースライダー」。プールは全長25mの本格派で、幼児用プールと浮き輪などの遊具もあるから、小さな子連れも安心して遊べます。
スタンダードなツインルームから、親子三世代でゆっくり過ごせるお部屋など、客室の種類が豊富なことも魅力。露天風呂付きの温泉大浴場とともに、地元食材をふんだんに取り入れたバイキングスタイルの夕食と朝食も人気で、年齢や家族構成を問わずに満足できるホテルです。
【むいか温泉ホテル】
■住所:新潟県南魚沼市小栗山2910-114
■電話:025-773-3311
■営業期間:通年
■料金:[1泊2食]大人8,800円~/子ども(小学生)6,160円~/3歳~未就学児3,300円 ※2歳以下無料