登山において重要なのがレイヤリングや防寒具。冬用ダウンならあるけど、春や夏ならどうする? そんなとき、季節問わず使えて便利なのが、mont-bell(以下、モンベル)の「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」である。冬の低山では行動着、春は休憩時の防寒具として、また夏の標高の高い場所で風が強い時などにもサッと羽織れ、春夏秋冬、山を問わず幅広く使える。しかもコンパクトで持ち運びに便利だ。本記事ではスペリオダウン ラウンドネックジャケットのメリットや注意点を紹介する。
■超軽量・コンパクト! 持ち運びにストレスを感じない

どのくらいコンパクトになるか、山でよく使うナルゲンボトルを使って検証してみた。
ラウンドネックジャケットをナルゲンボトル500mlの中に入れてみると…… すっぽり入った。間口が広ければ500mlのペットボトルに入るくらいコンパクトになるということだ。山だけでなく、仕事や遊びに出かけるときもカバンに忍ばせておける、超コンパクトなサイズ感である。
■薄く軽いうえに暖かい!

薄手なのに1枚羽織るだけで温度感がかなり変わる。理由はダウンの質にあり、高品質な800フィルパワー(ダウンの品質を表す指標・700以上が高品質とされる)の、わずかな量でも高い保温力を発揮するEXダウンを使用しているからだ。
また色味を考慮すれば普段使いにも適しているので、一度使うと手放せなくなること間違いなし!
■インナーダウンとしても優秀!
山頂で休憩中に寒さを感じることはよくあること。そんなときに急いでシェルを羽織ると思うが、スペリオダウンを着てから上に重ねるとびっくりするくらい暖かい。ダウンの暖かさをシェルが閉じ込めてくれるので、山頂での休憩もこれが1枚あるだけでかなり快適だ。
登山において、山頂でのランチは一番重要と言っても過言ではないはず。寒さを我慢することなく、ゆっくり、のんびりランチが楽しめるだろう。