ソロキャンプは、誰もが最初は不安を感じるもの。筆者もファミリーキャンプからはじめ、失敗を重ねながらソロキャンプの楽しさを知った。
ソロキャンプの魅力は、限りない自由と自分だけの静寂。最初は不安でも、一歩踏み出せば日常から開放され、特別なひと時を過ごせるだろう。知識と経験を重ねれば、ソロキャンプは最高の癒しになるはずだ。
■自分だけの時間を満喫できるソロキャンプのはじめ方

ソロキャンプは段階を踏み、目的を持つことで充実する。最初はデイキャンプからはじめ、徐々にステップアップしよう。「お酒を飲みながらのんびり」「キャンプ飯に挑戦」「自然の中で映画鑑賞」「温泉や道の駅めぐり」など、目的を持つと準備や過ごし方が明確になるのでおすすめだ。
筆者のソロデイキャンプは、自転車で気持ちよさげな河原に出向き、カップヌードルカレー味を食べたのがはじまり。自宅と異なり、外で食べるカップヌードルがおいしくて衝撃的であった。他も試したが、スパイシーなカレースープと麺が絶妙に絡み合うカップヌードルカレー味が一番。今でもソロキャンプの際は、必ず忍ばせているほどだ。
●最初の一歩は、近場の自然を楽しむデイキャンプから

まずはデイキャンプからはじめて、日中の数時間だけアウトドア気分を味わってみよう。近所の河原や公園で食事をするのもいいだろう。
アウトドアでの食事は普段とは違う開放感がありおいしさも格別。日帰りでテントを張ったり、簡単な料理を作るだけでも十分楽しめるはずだ。自分だけの時間を過ごすきっかけが、ソロキャンプをはじめる最初の一歩だ。
●ソロキャンプで充実した時間を過ごすためには

キャンプに目的を持つと、より充実した時間を過ごせる。例えば「ひたすらお酒を飲みながらのんびりする」という目的があれば、お気に入りの酒とつまみを用意し、時間を気にせずリラックスできる。また「キャンプ飯に挑戦」といった目的があれば、ダッチオーブンを使ったり燻製など、普段作らないような料理にチャレンジしよう。
筆者の場合、「自然の中で映画鑑賞をする」という目的でソロキャンプをする時がある。星空の下で焚き火で薪をくべながら、映画鑑賞を楽しむ。自宅では味わえない非日常感を楽しめ、薪のパチパチと鳴る音をBGMに映画の世界にも入り込める。キャンプを目的にせず、キャンプで何をするかを決めて行くといいだろう。