■日本一高いとされた運賃
泉北高速鉄道線は、日本一運賃の高い路線ともいわれている。実際、深井駅から泉ケ丘駅間、光明池駅から和泉中央駅間は、1駅しか離れていないのに220円。中百舌鳥から和泉中央までは5駅間で340円だ。
ただ、深井~泉ヶ丘間は4.1kmも離れており、光明池~和泉中央間は採算上の問題で加算運賃が掛けられているために高額となっている。中百舌鳥~和泉中央駅間は、駅の数は少ないけれど距離数は14.3km。340円は妥当な値段なのだ。
ただし、難波から泉北高速鉄道までの直通運賃は、割高な運賃設定がなされていた。これは、南海電鉄から泉北高速鉄道という別会社に乗り入れるためだ。しかし、2014年に泉北高速鉄道が南海の子会社になると乗継割引が適用され、2025年4月1日にはさらなる割引が実行されるのだ。
■若年層でにぎわう光明池駅

さて、前回の栂・美木多駅から、次の光明池駅へ。光明池という駅名は、大阪狭山市の狭山池と岸和田市の久米田池にならぶ、「大阪三大ため池」の一つである光明池から。駅から約2kmの場所にあり、徒歩で約30分。周囲は周回路のある緑地公園となっていて、ジョギングや散歩にもってこいの場所だ。
光明池と聞いて、大阪南部の人ならピンとくるのが運転免許試験場。大阪府には門真と光明池に試験場があり、南部の住人は光明池で免許を取る。

ただ、光明池運転免許試験場の開設は1983年。筆者は62年の生まれなので、16歳のときのバイクの免許や18歳の自動車免許は門真まで出かけて取得した。
光明池の南側駅前には、サンピア、コムボックスといったショッピングセンターやスーパーのダイエーがあり、かなりの活気だ。とくに、小学生から高校生の若年層が目につき、家族連れも比較的、若い世代が多い。
光明池駅の平均乗降人数は、中百舌鳥駅を除く泉北高速鉄道の駅では5駅中第3位。が、駅前に関して言えば、これまでたずねた泉北高速鉄道線のなかで、もっともにぎわっているように感じられる。