■4年で5,830円のコストパフォーマンス。価格や注意点は?
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4度の冬、ほぼ毎日お世話になったジオライン。袖の部分が擦り切れたり、毛玉がひどくなってきたため、今年新調した。価格はユニクロやワークマン等の保温性インナーに比べるとやや高く、5,830円(税込)。何着も購入したり、頻繁に買い替えたりするのは少し躊躇してしまうだろう。
また、筆者は洗濯表示をきちんと確認しておらず、洗濯ネットを使用せずに洗濯していたこともあってか、使用開始1〜2年目で毛玉がつき、袖の擦り切れは3年目から見られた。
よい状態を長くキープするには、表示に沿った方法でお手入れするひと手間が大事だ。
■一着あれば手放せなくなるかも?
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アンダーウェアとしては少しお高めではあるけれど、それだけの理由と価値はあると感じている。優れた性能のおかげで、それまで感じていた汗冷えの心配や怖さがなくなり、汗を気にせず思いきり楽しめるようになった点が、4年間愛用している一番の魅力だ。
筆者のお気に入りは「厚手」だが、冷え性や寒がりでなければ「中厚手」もいいだろう。 暖かいだけでなく、汗の蒸発で体を冷やさないようにつくられた高機能のアンダーウェアを選ぶことは、冬のレイヤリングの基本ともいえる。雪山登山やバックカントリーなど、よりハードな環境では低体温症などから身を守ってくれる重要なアイテムだ。
一着あればアクティビティはもちろん、日常生活でも汗をかいた後のべたつきが軽減されるのを実感でき、手放せなくなること間違いなしだ。今回紹介した「ジオライン」シリーズもぜひ試してみてほしい。
●ジオライン EXP.ラウンドネックシャツ Women’s
価格/5,830円(税込)
カラー/ブラック、ブルー
サイズ/S、M、L、XL
最適な用途/スノースポーツ、極地遠征、冬季登山
商品ページ:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107713
※この記事の情報は2025年1月現在のものです。価格や在庫状況が変更されている場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。