■年明けの富士山麓で、いよいよ薪ストーブデビュー!
そして、2025年1月、筆者は年明け早々に富士宮市のキャンプ場にいた。雄大な富士山のバックに青空が広がる、うってつけのキャンプ日和。天気予報によると、この日の同市の最低気温は1℃であったと記憶している。
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テントを設営してから薪ストーブの設置を始める。気持ちははやるが、マニュアルを読みながら一つひとつの工程に少しずつ時間がかかるのがじれったい。設置場所は、はじめに仮置きして煙突を立てながら位置を微調整した。案の定、屋根幅の広い筆者のテントでは煙突ペグダウン用のロープを屋根にぶつからない角度で地面に張ろうとするとえらく長くなってしまうので、ポールを立ててそこにロープを固定することにした。
そして、空に向かって立ち上がる煙突……! 思わずほれぼれする。
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焚き火台シートの上に薪ストーブを設置。
薪ストーブ上部の円形の蓋を外すと直火で調理できる
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