■チップスとチーズは好きなだけ

このまま食べても美味しそうだ

 めんチリコンカンの上から、トルティーヤチップスとシュレッドチーズをのせる。なに、フタさえ閉まればいいのだ。どちらも好きなだけのせるのがよろしい。

 それでも残ったトルティーヤチップスは、料理が出来るまでの間にポリポリ食べることにする。

■熾火の状態で調理すべし

料理をしながら暖もとれる。焚き火は偉大だ

 調理の熱源はガスバーナーやアルコールバーナーでもいいし、焚き火でもいい。もし焚き火で行うのなら、薪がきちっと燃焼し、安定した熾火に変わった状態が好ましい。炎が勢いよく立ち昇る状態でクッカーをのせると、中身がすぐに焦げ付いてしまうのだ。

 ちなみに、奥に映り込んでいる料理は、農産物直売所で買った羊肉と菜花を焼いたもの。こっちが、今日のメイン料理であります。

■明太子のパイオニアが作ったオリジナル缶詰

色合いも鮮やかなテクスメクスが缶成

 かくのごとし。シュレッドチーズが溶け、めんチリコンカンと一緒になってトルティーヤチップスに絡んでいる。それらから出た脂分が底にたまり、アボカドが香ばしく炒められた状態だ。まるで、テクスメクス料理店で出てくるような1品になった。

 じつはこのアレンジ料理は、めんチリコンカンの発売元である「ふくや」のサイトに載っていたものであります。ふくやといえば、日本で初めて明太子を商品化したパイオニア企業であり、近年は明太子を使ったオリジナルの缶詰を続々と開発している。その中でもっとも有名なのは、明太子で味付けしたツナ缶「めんツナかんかん」であります。

 それにしても、チリコンカンにまで明太子を合わせるとは思わなかった。しかも、ちゃんと美味しい。缶詰博士も脱帽であります。

 

●今回の缶詰情報

ふくや「めんチリコンカン 90g」