■3枚目の「アウターレイヤー」は防水性抜群のハードシェル
アウターレイヤーで重要なのは、なんといっても防水性と防風性です。フード付きで過酷な雪山でもしっかり使えるものを選びましょう。ミレー「ティフォン ウォーム ネクスト スティープ ジャケット」(6万8200円)は、バックカントリースキーにも対応するという頼りになるハードシェルタイプです。
「こちらは耐水性が高いうえに中が蒸れにくく着やすいです。ハードシェルというカテゴリーではありますが、やわらかく動きやすいです」(下山さん)。
デザイン性も高く、軽くて着心地が抜群なので登山や釣りなどほかのアクティビティにも使えそうです。
■3枚を脱ぎ着して調節できるのが最大の強み
レイヤリングすることの最大のメリットは「いつでも快適」な状態をキープできるという点です。
「レイヤリングシステムは登山やバックカントリースキーからきた考え方で、天候や状況に合わせ脱ぎ着することでずっと心地よいです。今後もっと広まると思います」(下山さん)。
徐々にスキーヤーの間でもおなじみになってきたレイヤリング。ぜひ、今シーズンのスキーに取り入れてみましょう。暖かい日も極寒の日もどちらも対応でき、真冬はもちろん春スキーまで快適に楽しめるようになります。
【商品情報】
MILLET
ワッフルウールクルー
https://www.millet.jp/c/men/tops/MIV01905?srsltid=AfmBOoqce-2RJADt5mBp
アルファ ライト スウェット II ジャケット
https://www.millet.jp/c/men/thermal/MIV01903?srsltid=AfmBOopcS1Bd8FI7A0zHanJZ0E5-xsNCUsGErv8UVgH_PnenyiCiAHuY
ティフォン ウォーム ネクスト スティープ ジャケット
https://www.millet.jp/c/outlet/o-men/o-m-jacket/MIV01992?srsltid=AfmBOorKOuOJ2M-14wlSm-fqFnK-I7b3BkKwEXIQXp1uBiQjfQ8wjHmW
【取材協力】
石井スポーツ 神田本館(東京都千代田区神田小川町3-10)
https://www.ici-sports.com/shop/kandahonkan/
【お話を聞いた人】
下山 真さん
プロフィール/25年ほどスキーインストラクターをしていたというスキーのエキスパート。バックカントリーへの造詣も深い。以前は登山靴売り場も担当しており、スキーブーツの販売にもそのフィッティング技術と経験が活きている。