■スノーアクティビティも体験可能
新体制の経営陣では、スキー・スノーボードだけでなく、冬の自然をより実感できるスノーアクティビティの情報も発信していくことを検討中。例えば、やまぼうし駐車場から歩いて10分ほどの場所にある「善五郎の滝」は、厳冬期になると滝が凍りつき、幻想的な氷瀑を見ることができる。
こうした乗鞍高原の自然をより広く知ってもらうために、スノーアクティビティと連動した取り組みが今後は展開されていく予定だ。
■山麓の宿や温泉で癒される
スキー場の山麓には100軒以上の宿が集まるのりくら温泉郷が広がっている。こだわりの食事やサービスを提供する個性的な宿が点在し、温泉完備のところもある。
日帰り派なら、滑った後に乳白色の湯が自慢の温泉施設「湯けむり館」でリフレッシュがおすすめだ。「Mt.乗鞍スノーリゾート」のリフト1日券には入浴割引券が付いているので、お得に温泉施設を利用できる。
■クラウドファンディングで支援を募集中
再出発した「Mt.乗鞍スノーリゾート」では、今後もスキー場を続けていくためにクラウドファンディングで運営資金の支援を募っている。集まった資金は降雪機や圧雪車のメンテナンス、駐車場やトイレ・更衣室の改修、キッズパークの遊具の買い替えなどに使われる予定だ。
支援のプランは個人向けから企業・団体向けまであり、単純に応援したいという人なら「純粋応援プラン」が5000円から。このほか、「リフト・レンタルパッケージプラン」、「子どもレッスン付きファミリープラン」「子どもシッターサービス付きファミリープラン」などさまざまな内容のプランが用意されている。
また、企業や団体向けとしては、圧雪車に企業名を記載したステッカーを張り、停車場に看板を設置する「圧雪車応援プラン」などがある。クラウドファンディングの期間は2024年12月31日まで。ぜひチェックしてお気に入りのプランを探してみよう。