長野県の山ノ内町にある「志賀高原マウンテンリゾート」。日本を代表する広大なスノーリゾートには大小合わせて18のスキー場が広がる。その志賀高原の中でも標高の高さがもたらす抜群の雪質でコアなスキーヤー、スノーボーダーからファミリー層まで人気を集めるのが「志賀高原 焼額山スキー場」。
近年は非圧雪(パウダー)コースに注目が集まり、2022には年最大斜度39度を誇る「ヤケビウォール」をオープン。そして、今シーズンは新たにツリーランを楽しめる「ヤケビバレー」が新設された。
■新エリア「ヤケビバレー」は絶好のパウダースポット
第1ゴンドラ山頂駅から焼額山スキー場の名物コース「ジャイアントスラロームコース」を少し下り、「オリンピックコース」との間、ゴンドラの架線下に広がるパウダーエリアが今シーズン、新たにオープンした「ヤケビバレー」。
ワイドなオープンバーンにツリーランとバリエーションに富み、木々の間も適度な広さがあり、滑り応えは抜群。焼額山スキー場の良質なパウダーが降り積もったコースでは、スプレーとともに歓声があちこちから沸きあがる。まさにテンション爆上げエリアとなっている。
コース内は、あたかも本格的なバックカントリーエリアのような雰囲気もあるが、スキー場ならびにパトロールの厳密な安全管理がなされているため、安心してチャレンジできるパウダーエリアといえるだろう。
■標高の高さがもたらす「抜群の雪質と絶景」も堪能しながらのロングクルーズも楽しい
パウダーだけが焼額山スキー場の魅力ではない。ゴンドラ山頂駅は標高約2,000m。そこからはパノラマコース、ジャイアントスラロームコースなど、滑走距離も2,000mほどの名物コースを山麓まで一気に滑りこみたい。
眺望、雪質に優れた焼額山スキー場だからこそ、味わえる疾走感と開放感。そして、滑り終わった後の満足感は、広い志賀高原の中でもここでしか体験できないものだろう。