昨今のキャンプブームで、これからキャンプをはじめてみたいと考えている女性も多いのでは。しかし、ソロキャンプデビューと一言で言っても、安全面や体力の面など心配も尽きない。

 そこで今回は、筆者が実際にとっている対策や、女性が安心して楽しむためのアイテムやキャンプ場の特徴を紹介する。

■防犯対策1 ソロキャンプであることを悟られない工夫

テントの入り口に、靴を余分に一足置いておくだけで人の気配を出せる

 周りのキャンパーに、ソロキャンプではないと思わせることが大事。筆者はサイトで過ごす時でも、テントの出入り口に一足靴を余分に置いている。もう1人テントの中にいると思わせて、あやしいキャンパーが声をかけてきたり近づかないようにしたい。

 このほか、チェアを2つセッティングしておくことで、「どこかにもう1人いるんだ」と、他の人の気配を感じさせることができる。

◾️防犯対策2 テントの中から「南京錠」でロック!

テントの中から鍵をすることで、安心感が生まれる

 一番不安になるのが、自分がテントの中にいる時間。家と違って、誰でも敷地内に入れて、家でいうドア(テントのファスナー)を開けることができるのが、女子キャンパーにとって不安な点である。

 そんな時は、内側から「南京錠」などで鍵をかけている。これで外からは簡単には開かない。完全な防犯用ではないが、何もしないよりは安心なので、ぜひ実践してほしい。