2023年4月に販売され人気を博した「DAISO(以下、ダイソー)」のダッチオーブン。1,100円(税込)という驚きの安さと手のひらにのる小ささが特徴だ。この安さと小ささでちゃんと料理ができるのか、疑問に感じる人もいるだろう。

 今回はオーブン焼き、炊飯、無水調理と、ダッチオーブンで定番の3つの調理方法で使い勝手を検証した。向いている料理や、使いやすい場面を紹介しているので、ぜひ最後まで読んでほしい。

■手羽先のオーブン焼き

こんがり焼けるが詰め過ぎには注意

 ダッチオーブンならではの料理法としてオーブン焼きは外せない。丸鶏のような大きな具材は入らないため、今回は手羽先を使用。スーパーで5本入りの一番小さなパックを購入し、オーブンに詰めてみた。

 弱火にかけて焼くこと40分。写真の通りこんがりと焼くことができた。サイズが小さめで手羽先の一部が重なったが、太い部位が上になるように並べることでうまく火を通すことができた。

 具だくさんにしてしまうと入りきらない場合もあるため、お酒のつまみ用など少量の料理に向いていると感じた。具材サイズの調節次第では、料理の幅も広がるかもしれない。

■鮭の炊き込みご飯

小さくてもしっかり炊くことができた

 炊飯もダッチオーブンの代表的な使い方だ。今回は鮭と舞茸を使って、炊き込みご飯を作ってみた。分量は以下の通り。

米/1合
水/210cc
鮭の切り身/70g
舞茸/50g
醤油/6g

 材料を入れて沸騰させたのち、弱火で20分で炊きあがった。写真は炊きあがった後にかき混ぜた状態。若干水分が多かったが、問題なく炊けており、おいしくいただけた。