■防犯対策3 キャンプ場選びについて

サイト内へ車が乗り入れできない場合、ひとりで荷物を運ぶのには、かなり体力を使う

 靴や南京錠などちょっとしたアイテムを使うだけで、安心してソロキャンプが楽しめる。しかしながら、快適に過ごすためにはキャンプ場選びも重要となってくる。

 特に以下の2つを意識して、キャンプ場を選ぶようにしている。

(1)キャンプ場に管理人は常駐しているか
(2)サイトへの車の乗り入れは可能か

 まず、(1)については、24時間とは言わずとも、朝から夕方頃まで管理人が常駐していれば、困ったときにすぐ相談できる安心感がある。基本的には、無料のキャンプ場以外は管理人が対応してくれることが多いが、念のため事前に確認しておこう。

 (2)については、駐車場とサイトが離れている場合、女性ひとりで道具を運ぶのは、かなりの体力を消耗する。そのため、サイトに車が乗り入れできるキャンプ場を選ぶと、駐車場とサイトを何度も行き来する必要がなくなる。また、ちょっとだけ車に戻りたいような場合でもサイトが無人になる時間が少なくて済み、盗難にあう心配がなく安心できる。

■十分な防犯で最高なソロキャンプを

 筆者は、これまで紹介した3つのポイントを押さえてソロキャンプに臨んだ。もちろん、何事もなく快適に過ごすことができた。女性のソロキャンプでも、しっかりと対策をすれば最高なキャンプが待っている。「きっと大丈夫」ではなく、念には念を入れて準備を行い、ソロキャンプを楽しもう。