自然の中での料理は、キャンプの楽しみの一つと言える。今回は、DAISO(以下、ダイソー) のアウトドア用フライパンを使用し、バーナーで調理したときの様子をレポートする。

 ダイソーのフライパンは330円(税込)というリーズナブルな価格で購入できるため、キャンプ初心者におすすめ。使用上の注意として、焚き火等、炎が大きく上がる燃焼物やストーブの上で使用しないこととされており、今回はバーナーを使用して調理した。

■目玉焼きを焼いてみた

焼くというより、温める感じでちょうどよい

 まずは、目玉焼きを焼いてみた。熱がフライパン全体にすばやく伝わり、卵はすぐに固まり始めた。約2分40秒で完成!

 仕上がりは、黄身がほどよくとろける半熟で、外はカリッとした焼き加減となった。

 味も文句なしで、何よりも屋外でバーナーを使って調理するという体験が楽しかった。ただし、焦げ付きやすく、目玉焼きを皿に移す時に貼り付いてしまったのが残念だった。

■肉を焼いてみた

フチが浅いため、大きな炎にならない様に注意

 次に、厚切り牛肉を焼いてみた。油を引いたフライパンの中でジュージューという音とともに肉が焼ける様子は、キャンプならではの醍醐味だ。

 火力が強い部分にフライパンを置いたままにすると焦げてしまうため、適度に位置を調整する必要はあったが、均一に焼き色が付いてきた。

 しかし、厚みがある肉だと全体に熱が伝わりにくく、表面がよい焼き加減でも、中はレアの状態に。大きな肉の塊を焼くのに少し苦労したが、これもアウトドア料理の醍醐味だ。