■唐船峡京田湧水もちょっと散策

湧水池に沿って道が整備され澄んだ水を眺めることができる

 そうめん流しの施設がある唐船峡京田湧水(とうせんきょうきょうでんゆうすい)は、池田湖からの伏流水とされ、1日10万トンもの水が湧出するという。水底を眺めていると砂がぼこぼこともちあがり、水が湧きだしているのがわかる。また、湧水地の畔には神社が祀られている。

 透明度の高いこの水は、環境省の「平成の名水百選」にも選定、この冷たい名水を活用して回転式のそうめん流しが誕生したわけだ。

鯉やチョウザメが優雅に泳ぐ湧水池。池の底を見ていると水が湧き上がる様子が分かる

■「マンゴーの森」で、トロピカルフルーツのパフェを堪能

3種類のトロピカルフルーツを味わえる店舗オリジナルの「玉手箱パフェ」

 南国である指宿市は、熱帯果樹であるトロピカルフルーツが栽培されている地域。その果実を使ったパフェが楽しめるお店があると聞きつけ、さっそく立ち寄ってみた。それが「マンゴーの森」というカフェだ。

 このお店がある場所は、「唐船峡そうめん流し」の施設から南に向かった、長崎鼻の岬の手前のエリア。トロピカルフルーツの栽培施設の一角にカフェがオープンしている。

 お店の人気メニューは、自社栽培しているマンゴーやパッションフルーツ、ドラゴンフルーツの3種を使った「玉手箱パフェ」。カットされた各フルーツが盛り付けにも器の中にもたっぷり使われており、何とも贅沢な一品だ。アイスやホイップクリーム、そして器の中には果肉や酸味のあるパッションフルーツソースが入っており、味の変化を楽しめる。

「マンゴーの森」が栽培する自慢のマンゴーは独特の甘い香りとコクがあるのが特徴

 このほかのメニューは、マンゴーやドラゴンフルーツのサンデー、鹿児島名物スイーツであるかき氷「しろくま」にマンゴーを贅沢に盛りつけた「マンゴー白熊」など。特にマンゴーを使ったスイーツが充実している。

カフェのすぐ横に売店もあるので自社栽培のフルーツを買って帰れる

 カフェと同じ建物のなかに売店もある。自社で登録商標しているという「しあわせ完熟マンゴー」などのフルーツや、ゼリーやドライフルーツなどの加工品を購入できるのでおみやげにぴったりだ。

トロピカルフルーツのパフェが自慢の「マンゴーの森」

■遊んで、食べて、指宿市を満喫!

元気いっぱいに遊び、名物グルメ&スイーツもいただく完璧な旅をぜひ体験!

 池田湖で多種多様な水上アクティビティでめいっぱい遊び、その後は湧き水を使った「唐船峡そうめん流し」でわいわい食事。さらに、南国のトロピカルフルーツのスイーツで締めくくれば、大充実の1日となること間違いなし。指宿市ならではのレジャーとグルメを存分に味わう、完璧な旅のプランをぜひ体験してみよう。

指宿市は楽しさもおいしさもいっぱい!