■大人用の椅子に子どもを座らせてグラつき転倒
キャンプを始めるにあたって、大人用のローチェアをいくつか購入した。次男が2歳になり初めてキャンプに連れて行き、椅子に座らせたところ、少し動いただけでもバランスを崩して倒れてしまった。当時小1だった長男がグラつくこともなく座っていたことから、特に問題ないと判断してしまっていたため、想定外の出来事だった。
乳幼児には専用の子ども椅子を購入すべきだと痛感した。ちなみに同じ形の椅子でも、子ども用はしっかり安定して座れる。あくまでも大人用の椅子に座らせたのが間違いであった。
■トーチバーナーの先端で火傷
次男が幼稚園に入って少し落ち着いた頃、我が家も焚き火デビューをすることに。当然のことながら、焚き火に息子たちが近づきすぎないように気をつけていた。
当時は火を起こすときにトーチバーナーを使用していたが、焚き火に気をとられ、使用後のバーナーをうっかり地面に置いてしまったことがあった。そして近くを歩いていた次男がバーナーに気づかず、バーナーに足が触れてしまったのだ。使用後から時間がそれほど経っていなかったためバーナーの先端の熱さが冷めておらず、火傷を負わせてしまった。
焚き火台のような大きな道具は目立つので注意しやすいが、トーチバーナーなどの小さな道具も必ず子どもの手の届かないところに片づけることが重要だ。使用中も目を離さないようにし、小物類の管理には特に注意しよう。
■しっかりと安全対策を
自然の中で行うキャンプは、危険と隣り合わせと言っても過言ではなく、怪我を防ぐためには安全対策が欠かせない。また、子どもたちに道具の危険性を教えることも必要だ。より安全にキャンプを楽しむためにも、我が家の失敗談が参考になれば幸いである。