■「谷川岳インフォメーションセンター」で谷川岳やみなかみ町の自然を学ぶ

谷川岳登山の情報収集のほか、展示内容がおもしろいので観光がてら立ち寄ってもいい

 土合駅と谷川岳ロープウェイの途中にある「谷川岳インフォメーションセンター」は、谷川岳についてより深く知ることができる施設。谷川岳ならではの気象や地形、植生や生き物、さらに歴史や文化に至るまで幅広い情報を知ることができる。

 谷川岳の立体模型に映像を投影したプロジェクションマッピングもあり、四季の移り変わりや天候変化が分かりやすく紹介されている。ドーム型スクリーンによるVR空間では、ラフティングのスリル感や鳥目線で空を飛ぶ気分、谷川岳の雪解け水という目線で川へと流れていく過程などが疑似体験できる。また、施設内で谷川岳の最新情報も入手できるので、登山前に立ち寄るのもおすすめだ。

谷川岳をより深く知れる「谷川岳インフォメーションセンター」

■みなかみ町は、温泉も宿も充実

露天風呂が貸し切りできるが、いくつもあるテーマパークのような温泉施設もある

 みなかみ町は、季節ごとのアクティビティを楽しめるのに加え、温泉が豊富といううれしい環境。水上温泉郷、月夜野・上牧温泉郷、猿ヶ京三国温泉郷の3エリアからなる温泉地にいくつもの湯が湧き、これらをまとめて「みなかみ18湯」と称している。レトロな雰囲気の温泉や、大露天風呂が自慢の湯、秘湯にたたずむ温泉宿など趣の異なる湯を楽しめる。

 なかでも水上温泉は、利根川沿いの崖からこんこんと湧き出す湯を発見したことがはじまりとされ、古くは「湯原の湯」と呼ばれていた。利根川の流れが崖を削り、そうして生まれた温泉のひとつといえるだろう。

効能も趣もさまざまな「みなかみ町の18湯」

 町内には温泉完備の宿も多く、江戸時代から続く老舗旅館から、アットホームなペンション・民宿まで、好みに応じたさまざまな宿が選べる。アウトドア好きなら、キャンプ場や、手ぶらでも快適にキャンプを満喫できるグランピング施設をセレクトするのも手だ。

浴槽から山が見えるなど、宿泊施設ごとに自慢の温泉を用意している
キャンプ場も豊富でみなかみ町の自然を実感しながら滞在できる
好みのスタイルで滞在可能

■地元の味覚も満喫

みなかみ町の自然が育んだおいしさを宿やレストランの料理で堪能

 利根川などの河川沿いに発展したみなかみ町では、昼夜の寒暖差を活かした農作物を生産している。地産地消を意識したレストランや宿では、地元で育てた野菜や米を取り入れた料理が味わえ、旬の味覚を満喫できる。

 多種多様なアウトドアアクティビティを楽しめ、温泉も豊富で、土地の味覚や、観光客を受け入れる宿泊施設まで充実しているみなかみ町。雪が豊富な谷川岳と、山から流れる水によって生まれた壮大な利根川、こうした「水」をメインとする自然と上手につきあってきた人の暮らしが、これほどバラエティーに富んだ楽しみあふれる町をつくりあげたのだろう。

地元の味覚が味わえる充実の飲食店

 

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