かさ張る荷物も細々した小物もたくさん入れたいと選んだワークマンの「ジョイントバックパック」。購入から2年経った現在も現役で活躍中だ。仕事や旅行、登山やデイキャンプなど、これまでに200回以上使ってきたので、使い心地や経年劣化について筆者の使用感をレポートする。
■【感想】とにかく買ってよかった
ワークマンで2年前当時4,900円(税込)で購入した「ジョイントバックパック」。頻繁に登山へ行くわけではないが、大きなバックパックは何かと便利なはず。安い価格に惹かれて、バックパックは消耗品だと思い購入したが、想像以上の活躍を続けている。
大きく開くメインポケットは、全開にすることでパッキング時に効率よく詰められる。サイドからも開けられるので、底に入れたものも取り出しやすい。また収納が多いことで、すぐ取り出したいものや細々したものは分けて収納できて使い勝手がよい。
■劣化具合をレポート
画像ではわかりにくいが、全体的に生地の “張り感”がなくなった印象。筆者は、少しくたっとなった現在のフォルムのほうが購入当初のときよりも気に入っている。
2年間使用したが、ファスナーは全てスムーズに稼働する。テープ部分が噛んで引っかかったり、ファスナーの噛み合わせが悪かったりしたこともない。ファスナーの範囲が広いので引き手を見失うことはあるが、壊れているところは見当たらない。
生地についても目立った擦れあとはなく、薄くなっているところもなし。若干生地の色は薄くなっているのかもしれないが、比べないとわからない程度だ。
最も傷みやすいと思える底部分は、他と比べてくたびれているようだが非常にきれい。キャンプでは砂利の上にそのまま置いたり、背負ったまま尻もちをついてしまったりと、丁寧に扱っていたわけではなかったので驚きだ。
最も劣化を感じられるのがストラップ部分だ。元々は茶色で縫い糸と同じ色味だったが、現在はカーキに近い色に変色し、傷みが少し感じられる。
また、ところどころ糸の飛び出てきている所もあるので、そこからほつれてくる可能性もある。ギアやカラビナなどは、使い終わったあとは外しておいたほうが長く使えそうだ。
持ち手は、毛羽立ちが少しあるが本体部分としっかり繋がっており、取れそうな形跡もない。フックに引っ掛けて収納をしていたにしてはきれいな状態。ほかの部分よりも頑丈に縫製されている印象を受けた。
中でも一番負担がかかるであろう肩紐の縫いつけ部分においても、購入時とさほど変わらない。背面部分なので日焼けも少なく、色もほとんど変わっていないようだ。
劣化するとベタつきやすい内側も、購入時とさほど変わらずサラサラ。破れているところや糸のほつれも見つからなかった。内側のポケットも普段ノートパソコンを入れるときに利用しているが、劣化は見られない。