私にとって、鍵は絶対に忘れないアイテム。財布や携帯電話を忘れることがあっても、出かける時には必ず家の鍵をかけるでしょう? 

 そこで、アウトドアで役に立ちそうなキーホルダーを鍵に取り付けて、常に持ち歩くことにしている。おかげで助かったことは数え切れないほどあります。しかも、近年は3Dプリンターやコンピューター制御の切削機などの技術が進化し、軽量コンパクトだけどなにかと使えるキーホルダーが増えているんです。

 今回は愛用品の中でも、特にお気に入りの5点を紹介します。

■持っていると案外出番の多い2点

チタン製の爪楊枝。ケースにネジで連結することができます。出番は多くありませんが、あるとなにかと便利

 まずは変わり種、チタンケースに入った爪楊枝を紹介します。爪楊枝としてではなく、固く縛り付いた細引きを解く道具「マリーンスパイク」として使用する機会が多いです。隙間に詰まって汚れを掻き出す時など、道具整備の時にも役立ちます。

 アイデア次第でさまざまな使い方ができる軽量の金属棒です。

小さなキーライトは便利ですが、ボタン電池の管理が面倒。電池切れで机の中で眠ってしまうことが多々ありますが、こちらはUSB充電式

 OLIGHTのi1R2Proは、小指サイズのキーホルダーライトです。最高180ルーメンとかなり明るく光ります。しかもUSBーC充電タイプなので、キーライトに多いボタン電池ならではの煩わしさがありません。

 鍵穴を探したりする時は、ローモードの5ルーメンでも十分な明るさ。ローモードなら12時間ほど持つのも優秀です。サブライトとしても必要十分な存在でしょう。

■最新鋭 vs アナログキーホルダー 

3Dプリンタ製だから作れる構造で想像以上の音量と音質のホイッスル。キーホルダーとして最適な大きさです

 日本のガレージメーカーMIYAGENが3Dプリンターで作る、たった2gのホイッスル。3Dプリンター製造方法だからできる構造と振動しやすい部材のエッジを使い、この大きさとは思えないほど、かなりの音量で良い音がします。

 新しい製造方法の長所を活かした製品作りは、プロダクト好きとしては思わず唸ってしまうホイッスルです。

電子決済ができない時や、財布を忘れた時に大活躍する。アナログはやっぱり便利

 A&Fのスタッシュケースは、お札が一枚収納できる防水カプセルです。キャッシュレス時代に入り、カードケースサイズの軽量コンパクトな財布に切り替えた人も多いのではないでしょうか? 

 私も財布の重要度が下がり、財布を忘れたり、そもそも持ってすらいかないことも増えました。しかし、年に一回程度の頻度で、スマホ決済ができない店舗で慌てることがあります。そんな時のために、こちらのカプセル型キーホルダーにお札を入れてあります。使用頻度は低いですが、いざという時に本当にあって良かったと思うキーホルダーです。