低山小道具研究家として活動する私は、2023年も新しい製品を中心にさまざまなアウトドア関連の道具を入手し、テストしてきました。
期待していたほどの性能を発揮しなかった物もあれば、すっかり手放せなくなった物もあります。数あるなかから、2023年によく使った道具10点を前後編2回に渡ってご紹介します。
■<2023ベストバイ6>スマートウォッチに新しい選択肢
スマートウォッチは、G-SHOCKのDW-H5600シリーズで十分だと思っていましたが、ランニング界でシェアを拡大し続けているブランド、カロスの「バーテックス2」がとても使いやすかった。
別売の外部の心拍計と連動できるため、手首に付ける必要がないのが良いところ。冬で手首を出したくない時などに外部心拍計を腕や胸に付ければ、本体はバックパックに付けていても心拍表示が可能です。表示方式もわかりやすく、運動中の画面は必要な情報を自分で組み合わせてカスタマイズが可能です。日没までの時間表示が地味に便利。地図表示やナビゲーションも可能です。
■<2023ベストバイ7>容量750mlで重量わずか60g
板厚0.3mmの極薄チタンで作られている「SOTO/チタンポット750」は、容量はたっぷり750mlですが重量は約60g。最近流行りのノーハンドルでウルトラライトなクッカーです。
リッドとリフターをあわせても、総重量は約112g。料理をシンプルに済ませる日は、この軽さと使い勝手から、調理道具の第一候補に上がる率が高いです。
直径はOD110缶が収納できるサイズで収納しやすいのも特徴です。別売りのコジー750を使用すれば、さらに使い勝手がよくなります。